- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434028717
感想・レビュー・書評
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ロジャーズって、クライアント中心療法の人だから、きっとやさしい、いい人なんだろうな〜と思って読んでいたら、よい意味で予想は裏切られ、面白かった。
欠陥もある悩める一人の人間で、自身の成長を一生かけて頑張ったんだったんだな。
ロジャーズの人間的な魅力を伝えるとともに、ロジャーズの理論への批判もしっかりと取り扱ってあって、すごくバランスがいいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
■書名
書名:カール・ロジャーズ
著者:ブライアン ソーン
■概要
カウンセリングの神様、カール・ロジャーズの生涯と理論、カウン
セリングの実際まで、全てがわかる入門書。また、ロジャーズのカ
ウンセリングにおけるスピリチュアルな側面に初めて正面から光を当てる。
(From amazon)
■感想
カールロジャーズの紹介本です。
ダラダラ、長い話が多く読みづらいです。
また、基本的にロジャーズ信者なので、そちら側の視点でしか描か
れていません。ロジャーズへの指摘には、よく分からない角度から
言葉のマジックで何言っているのか分からないそれらしい言葉で返
しています。
事実と、著者の考えが交錯しており、何が事実で何が著者の考えか
分からなくなります。
やはり、第3者が他人を紹介した本というのはハズレの確率が高い
ですね。
評判はいいみたいですが、個人的には、合わない本でした。
ロジャーズを学びたいのであれば、ロジャーズが書いた本を読んだ
方がやはりいいです。
こういうのは、参考資料として読むのが良いのでしょうね。
本として、途中で飽きました。
もう少し、文章を分かりやすくしてほしかったです。
(翻訳の問題かもしれません。)
■自分がこの作品のPOPを作るとしたら?(最大5行)
ロジャーズを紹介した本。
特に特筆すべき内容は無い本。
ロジャーズ自身がたくさん本を書いているので、そちらを読んだ方が
良い。他人の言葉ではなく、本人の言葉から学ぶのが一番です。
■気になった点
・どんな素晴らしい理論も現実の前では無力。
・私にわかるのは、私が今感じているものだけです。
そして今この瞬間私が感じているのは、あなたを身近に感じて
いるという事です。
・セラピストの能力は、知識ではなく特殊な人間関係を提供できる
力に由来する。
・あなたと私は違う。だから私はあなたを宝物のように大事にする。 -
来談者中心療法を創始し、心理療法に大きな影響を与えた巨人「カール・ロジャーズ」の生涯と、彼が確立したカウンセリング理論を、余すところなく描いた作品。ロジャーズはどう考え、どう行動したか、その生涯をかいま見ることができる。カウンセラーとして活動するものは、一度目を通してほしい一冊。
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ロジャーズの理論だけでなく、ロジャーズの生涯やロジャーズその人について書かれた本。
ロジャーズ入門書、カウンセリング入門書としてよいと思う。 -
ロジャーズの入門書というが、難しい。一度読んだだけではまだまだ理解できない。もっと深く学びたいなと思った。ロジャーズの人間観・人間の本質は一貫していてとても共感がもてる。『人間は「ポジティブ、前向き、建設的な、現実的な、信頼できる」という言葉で記述できるような特徴を持っている存在。』2008/2/23
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医療面接コミュニケーションとか言ってる人は、ほとんど全てがロジャースのパクり、というか上滑りの剽窃、のそのまたパクりなんじゃないかという気がする。