- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434133138
感想・レビュー・書評
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今読んでいる。まだ序盤だが、読んでいて楽しい。
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医療/セラピスト系の遅まきながらの年からの留学ということで共通点を感じて読んでみたものの、文体が、なんと言うかベストセラーが書くような小説やビジネス書になれた私としては、丁寧なのかまどろっこしく感じる話し言葉がとても違和感があり、とりとめもない話を読むのが少々苦痛に。。ただサンフランシスコでの研修時代の経験はすごくおもしろい。あと留学も語学学校のネタはあえてこの本で書かなくてももっとみんな経験していることだし、、と思ったものの、大学院での経験のところはすごくおもしろかった。語学の壁とともに、その中でも臨床を現地でやる苦労というのが今後の将来を考える上で参考になった。
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カウンセラーってどうだろう?と思って読み始めた。
大学院時代に精神病院で働いていたので、
自分でも今からでもやれるのでは?という軽い気持ちだった。
まあ、大変。
生半可な気持ちでは、やっぱり無理。
でも、リスクをしょって学ぶことは大変だけど楽しそう。 -
技術屋として某石油会社に勤めていた著者は、学生時代から心理学に関心があり、いつか本格的に学びたいと思っていた。三十代前半に、あるアメリカ人セラピストに出会ったことがきっかけで、四十歳の時にアメリカに留学することを決意した。そして苦手だった英語・英会話をある程度習得した後、著者は、意を決して長年馴れ親しんだ会社を去り、アメリカへと旅立った。めざすはCIIS(California Institute of Integral Studies)(カリフォルニア統合学研究所)。アメリカでの四年間の留学日記である本書を読むと、カウンセリング心理学を中心とした学習の実際が手にとるようにわかる。
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完璧な人間じゃない。それって当たり前なのに・・・
カウンセラーとか、セラピストというと、迷った人を助けるような上の存在で、
完璧な人のイメージがありました。
この本を読むと、向後先生がアメリカで想像もしない出来事があった時に、
どういう気持ちで、どういう行動をして、それを今の自分がどう思っているか・・・
というのが良く分かります。
今、カウンセラーとして活躍されている裏で、こういう留学体験があったんだなぁと
共感しました。
心理学の勉強をされている方にはもちろん、留学のエッセイとしても読みやすい本だと思います。何度も、大爆笑しました。
それにしても、見ることも触ることもできない「心」を扱うのは、本当に難しいんでしょうね。自分の「心」でさえ、まだまだ分からない所がたくさんあるんですから。
P218 最終章「半分だけの鎧」を、泣きながら読みました。
著者の声が聞こえてくるような、感情が感じられる内容でした。
本文からの抜き書きにしようかと思いましたが、1文だけを選べませんでした。