人間キリスト記―或いは神に欺かれた男 (柏艪舎文芸シリーズ)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434184642

作品紹介・あらすじ

太宰治の心の師、山岸外史の名著が今甦る。
第三回北村透谷賞受賞作。

イエスは宗教家ではない。
信者という名にも値しない。
あまりに信仰が深い。
彼は天界の詩人である。
血をもって、地上に「神」を描いた詩人である。(本文より)

山岸外史の「人間キリスト記」を、もっと、たくさんの人に読んでもらいたい、と思っている。
(中略)これは、問題の本である。たくさんの人に読んでもらいたいのである。
まず、いまは私は、それをお願いする。
太宰治「『人間キリスト記』その他」より

著者プロフィール

1904年(明治37年)生まれ。東京帝国大学文学部哲学科卒。
1934年(昭和9年)、太宰治、檀一雄と同人誌『青い花』創刊。
1939年(昭和14年)、『人間キリスト記』で第三回北村透谷賞受賞。
主な著書に『人間芭蕉記』『夏目漱石』『芥川龍之介』『人間太宰治』
『煉獄の表情』『眠られぬ夜の詩論』などがある。1977年(昭和52年)没。

「2013年 『人間キリスト記 或いは神に欺かれた男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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