- Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434212093
作品紹介・あらすじ
営業部長兼専務の超イケメン、瀬田聡司のパシリとなり数年、本人の意思とは裏腹に、「瀬田係」として周囲に認められてきた相馬茅乃。だが、瀬田には社長令嬢との縁談があり、常に彼の傍らにいる茅乃は、社長とその娘から見れば邪魔そのもの。とうとう自分が僻地に飛ばされるという噂を聞いた茅乃は、自分の想いに蓋をし、自ら遠く離れた地へと異動希望を出す。けれど瀬田は、茅乃が離れることを許してくれなくて――。大人気のエンタメ恋愛小説、待望の文庫化!!
感想・レビュー・書評
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「いいかげんな夜食」の作者だな...と読み始めたら、
ストーリーがほぼ同じだった(^ ^;
じらし・ずらし・ばらし満載の王道ラブコメ(^ ^
「金あるなら、興信所使えよ!!」とか、
「実は親の言うこと良く聞くいい子じゃん」とか、
ツッコミどころは所々あれど...
全体的には面白く一気読みできる(^ ^
ただ、あまりにも「夜食」と同じようなので
その分☆一つマイナス(^ ^; -
社長婿と名高い上司にこき使われ、今に至る。
何だか大変そうな仕事のこき使われ具合ですし
背後のチョコレートはどう処分しているのか等
気になる所満載です。
お約束のように、後で上司の背後も出てきますが
社長の娘、まったく動いていない事も判明。
動かなさすぎです。
後で更なる有能さが分かる状態が出てきますが
よくこれでコンビニバイトで来たな、と。
確かに、する事多々、ですが。 -
5年仕事で仕込まれて1年も行方不明(雲隠れ)するなんて
しかも1冊でかなり話しが進んだなぁ〜
でも凄腕上司に扱かれたらそこら辺の会社じゃ〜手に余っちゃうよね〜
でも無事再会、婚約して、渡米約束して良かった〜 -
営業部長兼専務の超イケメン、瀬田総司のパシリとなり数年、本人の意志とは裏腹に、「瀬田係」として周囲に認められてきた相馬茅乃。だが、瀬谷には社長令嬢との縁談があり、常に彼の傍らにいる茅乃は、社長とその娘から見れば邪魔そのもの。とうとう自分が僻地に飛ばされるという噂を聞いた茅乃は、自分の想いに蓋をし、自ら遠く離れた地へと異動希望を出す。けれど瀬田は、茅乃が離れることを許してくれなくて――。ネットで爆発的人気のエンタメ小説、待望の書籍化!!
(2013年)
— 目次 —
ありふれたチョコレート1
書き下ろし番外編 料理の腕前は…? -
どこかで読んだようなこの設定。イケメンの御曹司と普通のお嬢さんが主人公。チョコレート屋さんとか洋菓子屋のお仕事小説かと思いきや、これはラブストーリーでした。世界的企業の御曹司の瀬田と瀬田係として徹底的に仕込まれた相馬茅乃。瀬田は茅乃を仕事のパートナーだけでなく生涯の伴侶として望む。逃げ出す茅乃に追いかける瀬田。そして、茅乃は瀬田の会社の名古屋支社の採用試験に。「名古屋支社採用の事務員を本社専務付に昇任させる」面接とごり押し。拒否権なしの瀬田係奪回の巻。普通のありふれたチョコレートのような女性が好きだとさ。
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ありえないようなシンデレラストーリー。そこまで彼氏に思われていたら大したもの。「ありふれたチョコ」として自己評価の低い主人公設定は、「いい加減な夜食」シリーズと同じ。逃げる主人公、追う上司。
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自分には力があり、周囲の人間もそれを認めているのに、本人が一番それをわかっていないなんて事は、自分も含めてよくある事だと思う。自分の実力やテリトリーからはみ出ると、『出る杭は打たれる』が如くぺしゃんこにされかねない。かといって、半ば意固地になっているかのように、私には実力も自信もなく、ここが限界ですと周囲に言い続けるのも違うような気もする。それは、実力を認めてくれている周囲の人にも失礼ではないかとも思う。適度に人の声に耳を傾けて、時々受け入れてみることが出来たらいいのかもしれない。