- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434215889
作品紹介・あらすじ
失恋を引きずりながらも懸命に働く、王宮の侍女クレア。王太子や個性的すぎるその側近たちに囲まれつつも、穏やかで平凡な毎日を過ごしていた――はずだったのに、王太子フレドリックから突然プロポーズされてしまう! お妃なんてお断り! と思っていたはずなのに、彼の真っ直ぐで不器用なアプローチに、クレアは段々と惹かれていく。だけど、「フレドリックにこれ以上近づくな」と警告する人物が現れて――? 生真面目侍女と暴走王太子のプロポーズから逃げられる!? ちょっと不思議な恋愛ファンタジー!
感想・レビュー・書評
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王太子部屋付きの20歳の侍女ヒロインと、建国の聖女の血を引く24歳王太子ヒーローとの異世界身分差恋愛ファンタジーです。
言葉選びが綺麗で、とても読みやすかったです。
ただ、先がどうしても気になって読むのが止まらない・・・!というストーリー運びではなかったので、少し読んでは集中力が切れてしまう…という繰り返しで、読み進めるのに時間が掛かりました。(^_^;)
序盤から中盤迄は、ヒーローがどうしてそこ迄ヒロインにベタ惚れなのか良く分からないですし、いくら気になったからといって王太子が一介の侍女に特別な気持ちを抱くかな~?と、読む側としてあまり気分が乗らないままダラダラと読み進めていました。
しかし、後半というか四公爵の正体が判明する辺りから、話が急に面白くなり読み進めるスピードが早くなりましたが、何となくタイトルの雰囲気と序盤の展開からは予想しなかった場所へ着地したような結末で、ちょっと脳が追い付かなかったです(笑)。
そういえば、病床に臥しているという女王は最後迄出てきませんでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ファンタジーの世界観がありすぎて、恋愛がちょっと置き去り⁈な感じ。