左遷も悪くない (2) (アルファライト文庫)

著者 : 霧島まるは

• アルファポリス (2016年9月15日発売)

作品紹介・あらすじ

左遷先の田舎で暮らす軍人ウリセスとその妻レーア、そしてウリセスの妹ジャンナ。ある日、彼らはウリセスの補佐官エルメーテと出会う。すると彼に恋心を懐いたジャンナが大暴走を開始。ウリセスはエルメーテに相談を持ちかけるが、彼の腹黒な作戦により、事態は更に複雑になっていく――。ネットで大人気！　寡黙な鬼軍人＆不器用新妻の癒し系日常ファンタジー、文庫化第２弾！

感想・レビュー・書評

[lovenovelsさんの感想 · 2020年5月27日]

少しずつ夫婦らしくなってきたウリセスとレーア。賑やかな部下や兄妹に困ったり、戸惑ったりしつつも、楽しそうに見えてきたのが印象的。あまり気持ちが態度に出ないウリセスだけど、そんなウリセスがレーアとのことで悩むのを見るのが、大切にしているのが分かって嬉しかった。エルメーテの「性格の悪さ」は、ちょっと楽しかった。それに負けないジャンナの意地っ張りな感じも。

著者プロフィール

佐賀県在住。2008年頃からWeb上で小説を公開し始める。2013年に「左遷も悪くない」で出版デビュー。

「2017年 『左遷も悪くない５』 で使われていた紹介文から引用しています。」