竜の専属紅茶師 (レジーナ文庫 レジーナブックス)

著者 :
  • アルファポリス
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434227813

作品紹介・あらすじ

ある日、彼氏に二股をかけられてサイアクなフラれ方をしてしまった茉莉花。大好きな紅茶さえあれば、もうそれでいい! どこか遠くで紅茶に囲まれて生きてやる!! そう息巻いた瞬間、なんと異世界にトリップしてしまった!? そこは不思議な動物や竜のいるファンタジー世界。どうやら魔法を勉強中の少女に、召喚されてしまったらしい。元の世界に戻ることはできるものの、時間がかかるという。せっかくだから異世界生活を楽しむことにした茉莉花だったが、一つ大きな不満が……それは、この世界の紅茶の味がとっても微妙なこと! なんとかして美味しい紅茶をいれて、みんなにふるまいたいと奮闘をはじめるが――? 文庫だけの書き下ろし番外編も収録!

感想・レビュー・書評

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  • 紅茶が大好きな茉莉花は彼氏に最悪の振られ方をして異世界トリップする。だが、残念なことに紅茶の味が微妙な世界。美味しく飲んでもらうため奮闘する。
    私も紅茶が好きなので知識を得ることが出来て楽しかった。

  • 茉莉花が考える前に行動しすぎているきらいはありますが、やりたい事に一直線で頑張っている所は好感が持てました。
    セルファがしばらくたつまで茉莉花を倦厭しているのも理由があるし、ちゃんと本人の中身を知って好意を持ったとわかるので良かったです。

  • トリップもので、序盤はちょっとだけロマンス風味っぽいけど、
    蓋を開ければ、紅茶狂いのヒロインが異世界で本領発揮して、
    気付いたら色々がうまくいってました、的なお話です。
    ヒロインが努力するタイプなので、読んでいてもやもやせずにすむし、
    全体的にギスギスすることがほとんどないのでサラッと読めるかと思います。
    読後感もほんのり幸福感もあり、よろしいんじゃないかと。
    レジーナにしては、思ったより恋愛メインな気もして楽しかったです。

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著者プロフィール

神奈川県在住。2008年よりwebにて小説を発表。2013年に「竜の紅石*執愛に揺れて」で出版デビューに至る。中世ヨーロッパ関係の本を買い漁り、読んで世界観に浸るのが趣味。

「2017年 『竜の専属紅茶師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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