- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434265037
作品紹介・あらすじ
ストーカーから逃げているうちに、なぜか異世界の船の中にトリップしてしまった瑞希。彼女はそこで出会った美貌の男、ガリアストラにストーカー疑惑をかけられ、その行為を許す代わりに彼の義妹である「海の女神の巫女」のフリをしろと命令される。深く考えず引き受けた瑞希だったが、なんとこの世界では、女神に認められてもいないのに巫女を名乗ることは重罪だった!? いつ嘘がバレるか怯えながら過ごす彼女の前に「海の女神の呪い」にかかったという人物が次々に現われる。女神の怒りに触れた者として忌み嫌われ苦しむ彼らをどうにか助けてあげたいと思った瑞希は、巫女の力もないのに呪いを解こうと奔走し――!?
感想・レビュー・書評
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どんなに反対されても、自分の行動で自分の安全が脅かされることが分かっていても、人のために何かしようとする瑞希。突然見知らぬ場所に来てしまい、周りから信じてもらえず、巫女のフリをしなければいけない。そんな状況でもやっぱり心配になるほどお人好しな瑞希にハラハラしながら読んでいた。そんな瑞希のことを最初は信じていなかったガリアストラが、疑うことができなくなってきたのも自然だったのかも。と思えるほど、嘘なんて絶対に言えなさそうな瑞希は見ていて楽しかった。最悪の出会いから始まった2人がお互いにどんどん惹かれ合うのを見るのも楽しい。
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前作「美食の聖女様」がとても良かったため購入しましたが、今回はそれ程面白くありませんでした。
表紙と挿絵も感じが異なり、「これで男女を虜にする美形か…」という感じです。