異世界ゆるり紀行8: 子育てしながら冒険者します

著者 : 水無月静琉

• アルファポリス (2020年3月19日発売)

作品紹介・あらすじ

風の神シルフィリールのミスによって命を落とし、異世界に転生したタクミ。森の中で双子のアレンとエレナを保護した彼は、冒険者として生活を始めた。
王都で充実した生活を送るタクミ達は、ある日、日頃お世話になっているレベッカがルーウェン領へ帰ってしまうことを知る。アレンとエレナは悲しむが、それをきっかけに、タクミはとうとう王都を離れ、ルーウェン領を目指して旅立つことにするのだった……もちろん、いろいろ寄り道しながら。
立ち寄った湖畔では、王都で手に入れたモチ米と臼、杵で昔ながらの餅つきをしてアレンもエレナも、契約獣達も大喜び！しかも鉱山に入れば、激レア金属や貴重な素材をざっくざっくと掘り当てまくり!?
タクミと双子と契約獣達の、人騒がせだけど楽しい旅はまだまだ続く！

感想・レビュー・書評

[kina-koiさんの感想 · 2020年8月19日]

王都での滞在わ切り上げ移動するタクミ達。
アイス、ピザ、もち、かき氷と色々やらかしながらの旅路。

バトルイーグルの集落に寄ったり、鉱山でミスリル掘ったり、湖で炭酸水をみつけたり、A ランクパーティーのルドルフ達と再会したり…。

[lovenovelsさんの感想 · 2020年7月26日]

タクミたちの「非常識さ」に、周りの人が慣れてきたように見えるのが楽しい。本人たちが気がつかないところで、規格外なことをするのだから慣れないわけにはいかないのかもしれないけど。今回も戦っているところより、双子や契約獣たちとご飯を食べているところの方が印象に残ったかも。みんなが美味しそうに食べているのを見るとお腹が空いてくるくらい。のんびりした雰囲気で、ホッとできるのが楽しい。

著者プロフィール

北海道在住。第９回アルファポリスファンタジー小説大賞で特別賞を受賞。受賞作である「異世界ゆるり紀行 ～子育てしながら冒険者します～」で2017年出版デビューに至る。

「2020年 『異世界ゆるり紀行９』 で使われていた紹介文から引用しています。」