- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434291999
作品紹介・あらすじ
江戸の料理屋「千川」で料理人として働くことになった、きよ。慣れないながらも一生懸命励んでいたある日、ひとりの男が「千川」を訪れる。男は「千川」の主の次男坊・彦之助。上方での料理人修業を終えて帰ってきたそうだが、なにやら様子がおかしい。そのうえ、彼はやけにきよを敵視してきて……。彦之助の嫌がらせに、きよを襲う謎の体調不良。そんな中でも、自分の料理を食べたお客の笑顔が心の支え。身も心も癒される食と人情の物語、波乱含みの第二弾!
感想・レビュー・書評
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とても面白かったです♪
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「お礼のきんつば」
偶然が重なり助けれたが。
高価なものだから使用するのは控えたいと思えるからこそ、聞こえてきた言葉からヒントを得れたのだろう。
「鴟尾と糸切り大根」
日々優れない体調の理由。
我が子が可愛いのは誰だって同じだろうが、店の方針を無視して勝手なことばかりするのは許されないだろ。
「薬食いの夜」
日に日に弱る身体のため。
好き嫌いがある訳ではないのだろうが、味付けなどが好みでなければ少量で食べるのをやめてしまうだろう。
「田麩の工夫」
後は捨てるだけの部分を。
上手く話すことが出来なかったとしても、何故なのか少しでも帰りたかった訳を語れば皆の対応も違うだろ。 -
2023年4月22日
ビタミンB不足
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きよが彦之助のおかげで料理人になりたいと強く思えたため、変に後ろ向きな所が無くなってきてしっかりしてきたなと思います。
やっぱり皆良い人なのが嬉しい。 -
第二弾
二弾からだが読みやすい、
務める店の次男が絡んでくるが、姉の嫁ぎ先での奉公と姉からのいたわり、無事に解決したが今後は? -
おきよさんの心根の良さ、料理に対する飽くなき探究心、引き込まれました。江戸時代にタイムスリップした感じ。
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今回はライバル登場により、料理人としての意識がアップしてきました。
美味しそうな料理…ちょっと手間だけど、家で作れそうとか思ってしまうものもあるな。 -
秋川滝美さんの時代小説。
江戸時代女料理人として働くきよのお話し第二弾。
前回は、自己肯定感がめっぽう低かったきよだったが、
今回はヒール役の登場によって心情の変化が⁈ -
江戸で女料理人目指すきよの2作目
上方で修行してた次男坊が帰ってきて、さて
きよの料理人としての居場所はどうなるか -
出てきたな、嫌な奴。