20代をどう生きるか (楽しむための61の方法)

著者 :
  • リベラル社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434293863

感想・レビュー・書評

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  • 30代になってしまったが、なるほどと思えることがあったので読んでよかった。
    また節目に見返したい。



    ★ 自己肯定感の高い人は、自分をもっと知ろうとします。 自己肯定感の低い人は、自分から目をそらして、お手本をほかに探そうとします。 そうすることによって、幸福感が下がるのです。

    ★ 失敗が個性になるのです。
    ★ 人に好かれる人は失敗の多い人です。

    ★ 目的は一致していても手段が変わるのが、価値観が違うということです。

    ★ 今までいろいろな意見に接している人は詐欺にかかりません。
    ★ 趣味がたくさんある人は、依存症になりません。
    ★ 依存症から抜け出すためには、別の趣味を持てばいいのです。

    ★ ボキャブラリーが少ないのは、いつも同じ人と話しているからです。
    ★ 9歳までは脳が勝手に発達します。それ以降は、本人がどれだけ知らない人と話をしたかによって言葉の数が変わるのです。

    ★ 傷つきの痛みが大きい人は、これまでの失敗の量が少ない人です。
    ★ 人に対して優しい人は、失敗の数が多いのです。

    ★ 人間関係で悩む人の 9割は、まじめで一生懸命です。いいかげんな人は、人間関係で悩みません。

    ★ 「この手もあるけど、別の手もとれる」という選択肢がある人は幸福感が湧いてきます。
    ★ 今現在だけでなく、「将来、自分がこういう選択肢をとることもできる。その時にこの人の態度は変わるだろうな」と考えていればいいのです。

    ★ 正社員になって仕事でうまくいく人は、アルバイト時代からお客様のために働いているのです。

    ★ 友達も、周りの友達が頑張っていると、そんなに苦労しなくても自分も頑張るようになります。

    ★大切なのは蓄積の利くことをすることです。

    ★ 失敗を許してもらえるかどうかは、それまでにどれだけ信用を蓄積してきたかで分かれるのです。

    ★ 代で身につけることは、コミュニケーション能力です。 コミュニケーション能力とは、考え方が違う人とわかり合えて、落としどころまで歩み寄れることです。

    ★ 幸せ感は、手にとることはできないし、形のないものです。 羨むというか、嫉妬心は幸せ感をマネしようとするところから生まれます。
    ★それよりも、自分が幸せよりも幸せ感、幸せ感よりも幸せの予感を味わえるようになることが大切なのです。

    ★ 相手がイヤな対応をするのは、気を使われることを求めていないということです。キャッチボールで離れたのだから、こちらも「かまって欲しくないんだな」と考えて離れればいいのです。
    ★ 大切なのは、ムッとしている人のムッとしている状態に感染しないことなのです。
    ★ 大人は感情のコントロールができます。子どもは感情にコントロールされます。







  • 二十代真っ只中でこの本を読み終えました。全てを鵜呑みにして、このように生きようと思うわけではないが、確かにこの部分は自分でも共感できるなとかあの時こうしていれば違う結果になったかもしれないと振り返れるきっかけにはなりました。
    生き方に正解は無く、人それぞれだと思いますが今までの自分を肯定もできるし、今なら方向転換もできるなと自分の心の中を整理することができました。
    あと、とても読みやすかったです。

  • 25歳直前で、自分の時間の使い方に疑問を持ち「20代~」から始まるタイトルの本をいろいろ読んでみようと思い手に取りました。
    個人的に第2章が好きです。13「距離感の中心を、自分と相手の真ん中に置こう」にて、人間関係の長さは常にゴムのように伸び縮みしているという例えはとてもわかりやすいです。例えがわかりやすい人の話は難しい言葉で語られるよりも理解がしやすく、この本を最後まで読んでみようと思いました。
    自分自身距離の取り方がわからずオロオロすることも多く、自分自身が他の人から近づかれすぎて引いてしまったこともあります。
    上司との付き合い方に悩むときも、中心を丁度中間に置けば相手のテリトリーを侵すことなく良好な関係性が築けるのかと気づけたことが大きいです。

  • 20代は社会に慣れていない部分が多いですが、そんな中でも、どう楽しむのかという方法が載っています。20代の経験が自分の武器になれば、今後役立つはず‼
    (カウンター担当/おかめいんこ)

  • 色々な人がいる。色々な価値観がある。
    世の中には知らないことがたくさんある。
    だからこそ、経験していく必要がある。

    自分を作るのは自分。

  • ・20代のうちに一次体験を沢山しておく
    ・失敗を沢山しておく 大事な経験となる
    ・何になりたいか、ではなく「どんな人になりたいか」具体例をもつ→未来への指針を描きやすい

    とにかく色んな体験を。
    好きなことには労力を厭わないもの、
    恐れずに変な人になる。
    自分の周りには触発を受ける人、努力している人を置く。

  • ごもっともなことがたくさん書かれていて、人との付き合い方、仕事への向き合い方を考えさせられた。


  • マナーを身につけることと、
    自立することが大人になるということであり、
    大人を楽しむためには
    自分の個性を面白がることと、
    20代でたくさん学ぶことが必要であると
    著者は説いている。
    具体的には、大人が学ぶには
    尊敬する人を作り素直でいることと、
    沢山失敗をすることが必要であるとのこと。

    自分の個性を面白がる、という点は、
    新たな視点で、前向きな気持ちになれた。

    20代残りの四年間、
    がむしゃらに動き続けたいと思えた一冊


  • この本を読んで、自分の良さに気づけたこと。
    反対に、ここをこういうように考えを変えればいいんだなとすぐに意識を変えれるような内容だった。
    特に印象的だったのが、
    「自分は80%くらいにつくって、相手が20%くらいつくればいい」
    心に余裕が生まれ、好循環になりそうです!

  • ◎迷走する
    ・20代でしていることの成果は、20代で
     生まれなくてよい
    ・将来迷わないために、20代に迷う
    ・立ち止まらない、迷ったらしてみる。

    ◎価値観に上下の優劣をつけない
    ・価値観の違う相手を理解し、許す
    ・「みんな違う」を楽しむ
    ・知らない人と話す

    ◎目標の具体的人物を、持つ
    ・「〇〇になりたい」より
     「〇〇さんみたいに、なりたい」
    ・具体的な人を置いたら、その人までのギャップが
     わかり、今すべきことが見える
    ・今日すべきことがわかると、不安がなくなる

    ◎盗むより教わったほうが早い
    ・「どうしたらいいですか」は×
    ・「これ、こうしてみようと思うんですけど
     どうですか」と仮説を持って聞く
    ・ネットで学べないことを質問して教わる

    ◎知識より、興味を持つ
    ・20代は勉強と体験の量が圧倒的に負けている
    ・唯一上の世代に勝てるのは「興味」
    ・興味から発想が生まれる
    ・20代は知識をつけるより色々なことに興味を持つ

    ◎結果より、原因をマネする
    ・結果をマネしようとしてもできない
    ・「あの人は何をしてうまくいっているのか」という
     原因に注目する
    ・うまくいくためにしていた仕込みをマネする

    ◎頑張っている人のそばにいる
    ・グチを言う人の周りにいない
    ・近くにいる人が頑張っていると、そんなに苦労
     しなくても自分も頑張るようになる
    ・成長する相手とつきあう

    ◎信用は、失敗した後のリカバリーをどれだけ頑張
     れるかで手に入れられる
    ・信用はうまくいかない時に生まれる
    ・失敗を許してもらえるかどうかは、それまでに
     どれだけ信用を蓄積してきたか

    ◎感情言葉を口に出す
    ・うれしい、おいしい、楽しい、気持ちいい
    ・共感は感情から、感情は驚きから生まれる
    ・驚きを共有する
    ・「うれしい」と「うれしいです」は違う

    ◎お客さまに興味を持つ
    ・相手に興味を持つと打ち解けられる
    ・商品の説明でなく、お客様と話し、共感する

    ◎結果よりプロセスを楽しむ
    ・80%まで出来ていることを、いかに無駄に
     しないか
    ・20代は結果がすぐ出ない
    ・結果が出ないなら、プロセスを楽しめばよい

    ◎幸せよりも幸せ感、幸せ感よりも幸せの予感
    ・充実してるかどうかは幸せより「幸せ感」
    ・感じてしまったら幸せはそこまで
    ・20代は幸せの予感の時代
    ・他の人の幸せ感をマネしようとしない

    ◎失敗・困難・不都合を集める
    ・「失敗」からは気づきがもらえる
    ・「困難」は粘り力が鍛えられ「もう少しやって
     みよう」という継続力が生まれる
    ・「不都合」は場当たり的なものも含めて工夫が
     生まれる
    ・20代で気づきと粘り力・メンタル力と工夫を
     手に入れるには、失敗・困難・不都合にできる
     だけたくさん出会っておく
    →それで後がラクになる
    ・失敗のバリエーションは無限にはない
    →20代で失敗しておけば「失敗したということは
     気づきがくる」と自分の勝ちパターンになっていく

    ◎「立ち止まり、礼」をする
    ・お辞儀を立ち止まってすると、出会いがある
    ・上司に同行を誘ってもらう運
    ・ルックスと違い、マナーに好みはない
    ・お辞儀のたった一点の差は、「立ち止まって」
     できるか

    ◎うまくいかなくても、ゴキゲンでいる
    ・一番の負けは「やる気をなくすこと」
    ・どんな結果でも、どこまでもやる気をなくさない
     ことが大切
    ・20代は10個のうち9個はうまくいかない。
    →ただし1個うまくいけばイヤなことは全部忘れる、
     その1個に出会うために数をこなす
    ・そのために、うまくいかなかった時に
     「ヨシ、次こそは」とまたチャレンジする
    ・再チャレンジしている間は落ち込んだ気分を
     忘れることができる
    ・再チャレンジこそが、ワクワクを生み出す
    ・相手がイヤな対応をするのは、気を使われること
     を求めてないということなので、構わずに離れる
    ・大切なのは、ムッとしている人のムッとしている
     状態に感染しないこと

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著者プロフィール

1959年大阪府生まれ、早稲田大学第一文学部演劇科卒業。
84年、博報堂に入社し、CMプランナーを務める。91年、独立、(株)中谷彰宏事務所を設立。「中谷塾」を主宰し、全国で、セミナー・ワークショップ活動を展開。2008年からは自社でも、「中谷塾」ブランドの書籍を刊行している。公式サイト:http://www.an-web.com/

「2023年 『楽しそうな大人になろう。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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