- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434305924
作品紹介・あらすじ
東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある――。全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載! 旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の番外編第三弾!!
感想・レビュー・書評
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商店街の隅に佇む居酒屋“ぼったくり”
なんとも言えない屋号は、姉妹の父親が
つけた。でも、今居酒屋を営んでいるのは美音と馨。両親は亡くなっている。
それでも閉店はせず、美音が親から教えを受けていた為に、今日も店は常連を
交えて様々な客で賑わっていた。
ふたりは、今最高に幸せだ。いや、四人は幸せだと言うのが正しい。
この本1巻で“佐島 要”が雨宿りで店に
やって来た時が、美音との出会い。
佐島建設の次男。御曹司の家族は大反対
をし、美音も諦めようとした。
・・・・いろいろあったが、佐島家お気に入りの嫁となった。
馨はというと、ぼったくり常連のアキラ
が、後輩でオレが仕込む、と言い“哲”を
連れて来た時が馨との出会い。こちらは
何の問題もなく付き合い、この3巻で
目出度く式を挙げた!
連作短編のような本で、商店街の人々の
話が出てきたりする。
私にとってこの本は★5つだけど、1巻
から読んでいるからこそ、かも知れない
なんて思ってしまう。
この本は1巻から読んでほしい!
私はこの本を読む度に「次巻はでるのかなぁ」と思う。!次巻!でるぞ!
最後こんな一文で締めくくっている!
美音、要、馨、哲が座っていた椅子。
――その時点で哲は想像もしていなかった。椅子が四つのテーブルでは足りなく
なる日が、すぐそこまで来ている
ことを・・・――本文より
こんなに嬉しい一文を書くなんて、今
まであったでしょうか?
2023、5、23 読了
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ここまで来ると、全て読破したい!
商店街の人間模様もわかってきて、自分もそこにいる気分で読んでます。 -
東京下町にひっそりとある居酒屋「ぼったくり」。
そこは旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい
義理人情がある…。旨いものと人々のふれあいを
描いた短編連作小説の番外編、第3弾。 -
居酒屋ぼったくりの続編。一度完結したあとに追加で3作目。やはり続けて欲しいファンは多いのだろうなぁ。是非次作もお願いしたいです。
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おかわりももう3杯目(笑)
なかなか終わらない「ぼったくり」!
いや、読者ファンが終わらせないのか‼︎
ラスト、何か変化があるぞと思わせる終わり方。
楽しみに待っている♪ -
私の好きな「居酒屋ぼったくり」シリーズの最新刊ですが、おかわりシリーズとなり、ぼったくりを経営する美音、馨の姉妹が共に夫婦となり、夫婦間でのやり取りエピソードも増える中、これまで通りのお店に通う常連達とのエピソードもあったりと、従来通りの美味しそうな料理とお酒の情報も盛り込まれ、さらに面白さが増しております。
今後どのような展開をみせてくれるのかが楽しみです!
以前お薦め頂いた、秋川さんの作品ですね。
以前借りたのですが図書館返却期限でダメでした。
また借ります。
1巻か...
以前お薦め頂いた、秋川さんの作品ですね。
以前借りたのですが図書館返却期限でダメでした。
また借ります。
1巻から読むと味わいが深いのですね。