居酒屋ぼったくり おかわり! (3)

著者 :
  • アルファポリス
3.75
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本棚登録 : 416
感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434305924

作品紹介・あらすじ

東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある――。全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載! 旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の番外編第三弾!!

感想・レビュー・書評

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  • 商店街の隅に佇む居酒屋“ぼったくり”
    なんとも言えない屋号は、姉妹の父親が
    つけた。でも、今居酒屋を営んでいるのは美音と馨。両親は亡くなっている。
    それでも閉店はせず、美音が親から教えを受けていた為に、今日も店は常連を
    交えて様々な客で賑わっていた。

    ふたりは、今最高に幸せだ。いや、四人は幸せだと言うのが正しい。
    この本1巻で“佐島 要”が雨宿りで店に
    やって来た時が、美音との出会い。
    佐島建設の次男。御曹司の家族は大反対
    をし、美音も諦めようとした。
    ・・・・いろいろあったが、佐島家お気に入りの嫁となった。

    馨はというと、ぼったくり常連のアキラ
    が、後輩でオレが仕込む、と言い“哲”を
    連れて来た時が馨との出会い。こちらは
    何の問題もなく付き合い、この3巻で
    目出度く式を挙げた!

    連作短編のような本で、商店街の人々の
    話が出てきたりする。
    私にとってこの本は★5つだけど、1巻
    から読んでいるからこそ、かも知れない
    なんて思ってしまう。
    この本は1巻から読んでほしい!

    私はこの本を読む度に「次巻はでるのかなぁ」と思う。!次巻!でるぞ!
    最後こんな一文で締めくくっている!
    美音、要、馨、哲が座っていた椅子。
    ――その時点で哲は想像もしていなかった。椅子が四つのテーブルでは足りなく
    なる日が、すぐそこまで来ている
    ことを・・・――本文より
    こんなに嬉しい一文を書くなんて、今
    まであったでしょうか?


    2023、5、23 読了

    • ポプラ並木さん
      アールグレイさん、
      以前お薦め頂いた、秋川さんの作品ですね。
      以前借りたのですが図書館返却期限でダメでした。
      また借ります。
      1巻か...
      アールグレイさん、
      以前お薦め頂いた、秋川さんの作品ですね。
      以前借りたのですが図書館返却期限でダメでした。
      また借ります。
      1巻から読むと味わいが深いのですね。
      2023/06/07
  • 【収録作品】医師の息子/馨の結婚/夫婦のあり方/猫騒動再び/ねぎらいの夜

    主人公カップルの周りの話。跡継ぎ含めた町の商店街問題、夫婦問題、ペット問題…… 現代の世相と絡めて、軽い問題提起でもあるようだが。

  • ここまで来ると、全て読破したい!
    商店街の人間模様もわかってきて、自分もそこにいる気分で読んでます。

  • 最近昔の時代の、ちょい重ためを続けて読んだので、現代ほっこり系が読みやすくて読みやすくて…笑

    ラクレット美味しそうだったなー。
    あと、具沢山おうどんも。

    夫婦編になってから、なんとなく出てくるお料理にも変化がある気がしますね。

    お店の話もそうですが、家庭の話も結構多いからかしら。

    そして、まだまだ続編ありそうですね。
    のんびり待ちます。

  • 美音んの妹、馨と哲がついに結婚!2人の結婚式計画から新婚生活の話が中心だった。
    出来の良すぎる姉を持つと大変だなぁというのが正直な感想。さらにその旦那は大手企業の社長息子。妹夫婦はプレッシャーというか、変な気負いが出てしまうよね、と気の毒になってしまう。馨と哲の関係も素敵だし、2人には自信を持って、姉夫婦と比べないで生活していってほしい。
    最後の最後に、さらなる展開を予感させる一言があり、次の巻が今から楽しみ!

  • 東京下町にひっそりとある居酒屋「ぼったくり」。
    そこは旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい
    義理人情がある…。旨いものと人々のふれあいを
    描いた短編連作小説の番外編、第3弾。

  • 居酒屋ぼったくりの続編。一度完結したあとに追加で3作目。やはり続けて欲しいファンは多いのだろうなぁ。是非次作もお願いしたいです。

  • ダントツで好きな巻になりました!!
    たぶん、結婚生活の話とかも入ってたのもあっていつも以上に自分に重ねながら読めたのもあったのかもしれない。。
    美味しそうなのはいつもだけど、思いやりとか人との繋がりの話で心もいっぱいになりました( *´ `)

  • おかわりももう3杯目(笑)
    なかなか終わらない「ぼったくり」!
    いや、読者ファンが終わらせないのか‼︎
    ラスト、何か変化があるぞと思わせる終わり方。
    楽しみに待っている♪

  • 私の好きな「居酒屋ぼったくり」シリーズの最新刊ですが、おかわりシリーズとなり、ぼったくりを経営する美音、馨の姉妹が共に夫婦となり、夫婦間でのやり取りエピソードも増える中、これまで通りのお店に通う常連達とのエピソードもあったりと、従来通りの美味しそうな料理とお酒の情報も盛り込まれ、さらに面白さが増しております。
    今後どのような展開をみせてくれるのかが楽しみです!

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著者プロフィール

2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、「いい加減な夜食」にて出版デビューに至る。他著書に「居酒屋ぼったくり」(アルファポリス)他、「幸腹な百貨店」(講談社)、「放課後の厨房男子」(幻冬舎)などがある。

「2020年 『居酒屋ぼったくり5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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