虐げられた無能の姉は、あやかし統領に溺愛されています (アルファポリス文庫)

著者 : 木村真理

• 星雲社 (2023年12月13日発売)

作品紹介・あらすじ

家では虐げられ、女学校では級友に遠巻きにされている初音。それは、異能を誇る西園寺侯爵家のなかで、初音だけが異能を持たない「無能」だからだ。妹と圧倒的な差がある自らの不遇な境遇に、初音は諦めさえ感じていた。そんなある日、藤の門からかくりよを統べる鬼神――高雄が現れて、初音の前に跪いた。「そなたこそ、俺の花嫁」突然求婚されとまどう初音だったが、優しくあまく接してくれる高雄に次第に心惹かれていって……。あやかしの統領と、彼を愛し彼に愛される花嫁の出会いの物語。

感想・レビュー・書評

[ゆうなさんの感想 · 2024年1月7日]

新年1冊目の読了。流行りの虐げられた娘と妖ものでしたが、心優しく、穏やかに過ごしていきたいと思える作品でした。たまにはかくりよから戻って来て、せっかくできた友人達を助けるお話も読みたいなぁなんて思いました。

[あおさんの感想 · 2024年4月6日]

主人公の家族にイライラしたし言動がぶっ飛びすぎてびっくりした。そんな仕打ち受けてたら自信なくて当然だろうな。でもヒーローや側近たち、友人に恵まれて幸せになれてよかった。