- Amazon.co.jp ・本 (607ページ)
- / ISBN・EAN: 9784469012828
作品紹介・あらすじ
教育哲学、心理学、言語学、脳科学、学びの環境学など、第一線で活躍中の34名が総力をあげて書き下ろした包括的なハンドブック。「キーワード解説」つき。学生・研究者必携。
感想・レビュー・書評
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教育哲学、心理学、言語学、脳科学、学びの環境学などを包括したハンドブックである。
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教育哲学、心理学、言語学、脳科学、学びの環境学など他分野に及ぶ包括的な事典。
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事典・ハンドブック
南山大学 図書コーナーにあり
教育哲学、心理学、言語学、脳科学、学びの環境学などについての辞典。 -
【請求記号】371.4||257
教育図書館OPACリンク:
http://nieropac.nier.go.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB00511176&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB -
「学び」に関するさまざまな課題に対する認知科学の視点からのアプローチ。教育哲学、心理学、言語学、脳科学、学びの環境学などの分野の専門家による包括的ハンドブック。学生・研究者必携です。OPAC → http://t.co/gjY0TjzSNk
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私が関心を抱く、協調的な学び、テクノロジーと学びの部分について重点的に読了。学術事典らしく、根拠を明確に記述されている。ここから先行研究を固めていくこともできる。先端的だが、評価がほぼ固まっている事例が多い。内容は著者が一度は扱ったものが多いと思われるが、一冊にまとまっていることが貴重な試み。
・一人であれば自分のやり方を貫く傾向があるからこそ人は、自分自身のやり方を「調整」し、少なくとも定型的に「熟達」する。その定型的な熟達に対して、さらに本人には想定外の「異なる視点」を提供して個人が個人のやり方の適応範囲を広げるために、他人との協調的な活動場面が役に立つ。 -
大人の学び:熟達化と市民リテラシー pp250-263
を書きました。
以下、この章のイントロダクションです。
大人の学びは,教育によらない学習,職場などにおける経験からの学習が大きな部分を占めている。大人は青年期までの発達や教育によって獲得した認知能力を基盤にした学習が可能である。大人の学習は,生涯にわたる学習であり,学習のプロセスと成果自体が,個性的である。ここには,仕事や趣味などにおける熟達化の過程における暗黙知の獲得が重要な役割を果たしている。大人の学びにおいてもうひとつ大事なことは,経験からの学習の態度と批判的思考の態度である。批判的思考の態度と能力は,良き市民として生活するための市民リテラシーの学習において重要である。市民リテラシーは,メディア,経済,科学,経済,法律などの生活に関わる様々な領域の事柄を理解し,適切に行動するためのマルチリテラシーから成り立っている。