- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784469222166
作品紹介・あらすじ
やっぱり気になる、へんな日本語。
感想・レビュー・書評
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「言葉は移り変わるもの」
「言葉の変化についていけなくなったら歳をとった証拠」
などという意見がある。
しかし、変える必要のない言葉を勝手に変えて、あきたら誰も使わなくなるという無駄な繰り返しはやめて欲しい。
最近では、「基本~」という話し方が急に流行っていやな思いをしていた。
この本の中で「基本的にというべきである」と書いてあったので胸がすっきりした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ミニコメント
変な日本語にも理由(わけ)がある。違和感を覚える”変な日本語”を取り上げ、それがどのような理由で生まれてきたか、どのように使えばいいかを解説。シリーズ第4弾
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/430936 -
jpn 日本語
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第一弾で不適切とされていた表現が第四弾では慣用表現として許容されていることも。時代の流れを感じる。
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日常であやふやな日本語がスッキリ明快に理解できる!
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問題な日本語第四弾。『舟を編む』を読んだ後なので、一段と感慨深い。コンビニ敬語や若者言葉など、どんなおかしな言葉づかいも過去の文献を調べて検討している。マジメや松本先生のような人たちがこの本を作ったんだろうな。
「お亡くなりになられる」とかときどき耳にして気になってたけど、やっぱり二重敬語で間違ってた。「~の類」は「るい」と読むのが標準らしい。「ら抜き言葉」は知ってたけど、「れ足す言葉」というものは初めて知った。でもそういえば「行けれる」とか「履けれる」って聞いたり、口走ったりしたことがある気がする。愛知の方言であるって書いてあったけど、どの程度一般的なんだろう。
テレビやなんかを見ていると、敬語はわけもわからず丁寧そうな言葉をくっつけた結果、冗長、気持ち悪い表現をしてる人が多い気がする。反対に友人同士の話し言葉なんかではやたらと省略していく傾向があるような気がする。
言葉が移り変わっていくのは仕方のないことだけど、言葉を大切にする気持ちは持っていたい。 -
使われている状況をネットで調べるところは、今の時代を表しているといえる。
日本語は日々変化しているとは思うが、これは終わらないだろうな、と強く思う。