弥勒信仰のアジア (あじあブックス 51)

著者 :
  • 大修館書店
3.00
  • (0)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 18
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784469231922

作品紹介・あらすじ

苦しみのアジアがある-末法の世に降臨し、あまねく衆生を救済する救世主・弥勒の信仰は、いかにして生まれたのか?韓半島・中国・中央アジア・ベトナムの歴史を舞台に弥勒に希望を託した人々の魂の軌跡を描き出す。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 韓国における弥勒信仰を導入に、東アジアにおける弥勒信仰が中国における仏教の受容と道教等の影響も受けた変容の結果として通観。中国的な弥勒信仰が中央アジアに影響を与えたことも示唆し、一般的に説かれるアフラ=マズダやミトラ信仰からの影響としないところが興味深い。参考文献リストあり。

  • おすすめです。弥勒信仰とは何かがよくわかる。アジア人って弥勒様が好きなんだね。

  • 1313夜

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1959年,横浜市生まれ。筑波大学卒業。トゥールーズ神学大学留学。東洋大学教授。博士(文学)。著書に『神呪経研究』『儒教・仏教・道教』『哀話の系譜』『妖怪学講義』など。

「2023年 『妖怪学とは何か 井上円了精選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

菊地章太の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×