- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784471103682
感想・レビュー・書評
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すばらしい能力を持った生き物たち。
でもその一方で、「どうしてこうなった?」と思わずにいられない残念な部分を生き物たちは持っている。
本書は、その残念な部分に焦点を当てた。
例えば、噛む力は強いけれど、口を開ける力になるとおじいちゃんの握力にも負けるワニ。
頭がいいのに眠ると溺れてしまうイルカ。
猛毒を持っていて、紫外線を当てると輝くのに、それが何の役にも立っていない(?)サソリ……等々。
進化は退化と表裏の関係にあります。
生き残った生物は、進化の過程でたまたまその特質が有利に働いて生き残ったのです。
ですから、今は「残念な能力」がこの後環境の変化に対してどう働くかはまだわからないのです。これから生き残るために大切な能力となるかも知れないのです。
生命の持続のために多様性があるのだと気づかされる本。
……ですが、それ以上に生物の残念さがほほえましくて、愛しいと思わせられる本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おもろすぎて飽きん!
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家族で笑えて、生物のこともよく知れる素晴らしい本!私も読んだら大爆笑してお腹よじれるように笑いましたww。おすすめです!
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ざんねんと言うか進化の方向性がずれたまま突き抜けた感じの興味深い生き物の生態集。
プロフィールにさらっと書かれている内容の方がふぁっ?!てなるような記述があるのが生き物の不思議さというか業の深さがある気がする。
ハイエナがふたなりとか。 -
2019年4月14日に紹介されました!
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ただただ癒される。
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初めて知ったのでうれしいです。
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前作と同様に、楽しく読ませてもらってます!ただ、もう少し「そうなの!?」って感じの新鮮感(?)が欲しい…
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構成がいいし、ネタも面白い。子どもが絵だけ見てげらげら笑ってるけど、つかみ成功。