司書と先生がつくる学校図書館

著者 :
  • 玉川大学出版部
4.14
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本棚登録 : 161
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784472405273

作品紹介・あらすじ

学校図書館を活用した学習は、すべての子どもに必要な学びの基礎力を育む。そして司書と教師が協働することで、系統的な読書指導が可能となる。学校司書としての15年間の体験から、一人ひとりの読書力に合わせた読書支援の方法と、学校司書のもつ多様な活動の可能性を具体的に説く。読み聞かせなどでのお薦め本リスト付き。

感想・レビュー・書評

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  • 真面目に、全力に、子どものこと、本のこと、司書の仕事のこと、学校とのかかわりについて、考えている。福岡さんはすごいひと!何度も読み直そう。選書もとてもよかった。

  • 夏読41冊目。
    図書の授業内容、先生との連携方法、学年別の取り組み方、おすすめ本リストまで、
    著者の実践した内容が細かく書かれており、とても勉強になる。
    また再読したい。

  • とても参考になった!
    以下、良かった点を箇条書き。

    ・著者の熱意、仕事ぶりがとにかくすごい。記録をつけつつ仕事をされていただけあって、どういう問題があって、何を改善するためにどの手段をとってきたのか、明解かつ事例が満載。
    ・仕事結果をきちんと統計出しし、分析までしているのがよい。
    ・間間に挟まれる子供達とのエピソードがよい。成長が感じられ、ちょっと感動してしまう。
    ・巻末付録が司書には有益。学年別におすすめ本や読み聞かせ本のリストあり。

    →著者の熱意、事例の多さに、参考となるものが盛りだくさんです。自分ならこうするな、など読んでいてアイデアが浮かんできます。読むだけでやる気が出てしまう良本!

  • 学校図書館には「読書センター」「学習センター」「情報センター」の機能があるが、
    本書は読書活動を中心にまとめられている。巻末の読み聞かせリスト、お勧め本リストは
    教育実習などでも役立つはず。著者は東京学芸大学の卒業生!(H.T.)

  • 2019.12.06

  • 15年間の、公立小学校司書勤務の実践記録。

    参考にしたい実践が、多々あります。

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著者プロフィール

東京学芸大学卒業。小学校教員退職後、「保育と人形の会」講師として、図書館・公民館・幼児教育専門学校等で教えながら司書資格取得。司書教諭講習修了。2001年より東京都中野区立小学校の非常勤学校司書。地域では旧保谷市(元東京都西東京市)社会教育委員、図書館協議会委員。乳幼児のお話会「コロリンたまご」を継続中。日本子どもの本研究会会員。児童図書館研究会会員。

「2015年 『司書と先生がつくる学校図書館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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