茶席の禅語大辞典

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  • 淡交社
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  • Amazon.co.jp ・本 (951ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784473018557

作品紹介・あらすじ

4500余語の禅語を収録。茶席で見かける「一行物」(掛物)の語意・禅旨を、約800幅の墨蹟写真とともに易しく解説。「禅」の智慧・生き方のヒント満載。本文は漢字の音読みによる五十音順で、語句は関連語句などを引用して分かり易く解説。付録に禅宗の歴史、略譜、年表、禅僧の略伝等、巻末にはキーワード別索引、文字数別索引、読み下し索引が付く。

感想・レビュー・書評

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  • 「茶是長寿友」は「茶は是(これ)長寿の友」である。茶を飲むことは長生きと道連れという意味。栄西禅師は「喫茶養生記」で茶を摂取すれば長生きできると述べた。千利休は「茶の十徳」を説いた。十徳は諸天加護、睡眠遠離、孝養父母、消除重病、衆人敬愛、煩悩自在、無病息災、貴人相親、寿命長遠、悉除朦気である。このうちの寿命長遠が「茶是長寿友」と呼ばれるようになった。

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著者プロフィール

現代日本の仏教界を代表する禅僧。臨済宗相国寺派館長、金閣寺・銀閣寺住職。京都仏教会理事長、「宗教者九条の和」呼びかけ人。久留米藩藩主有馬家(赤松氏)の子孫。

「2020年 『宗教者と科学者のとっておき対話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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