イラストで学ぶ京都の文化財―建築・庭園・仏像・絵画の基本知識

著者 : 淡交社編集局

制作 : 淡交社編集局 

• 淡交社 (2009年9月30日発売)

作品紹介・あらすじ

ちょっとわかれば、もっと面白い。社寺の文化財を楽しむための基本知識を満載。

感想・レビュー・書評

[金城学院大学図書館さんの感想 · 2022年5月27日]

【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/

[river814さんの感想 · 2012年5月8日]

設計図面や、寺院建築が好きな人にはたまらない一冊。
仏像図解もあり、いろいろ楽しめます。

[リカさんの感想 · 2010年10月26日]

京都にあるさまざまな文化財を、全イラスト化して掲載しています。
著者も言っている通り、詳細に描かれたイラストは、実際の写真よりも把握しやすいので、クリアに読めました。
個人的に興味がある仏像や庭園などは、多少の知識があるため、スイスイ読めましたが、この本では建築方法の詳細に至るまで紹介しており、骨組みや柱回り、軒周りなど、相当専門的なことも掲載されていました。

そういった難しいことはあまり頭に入りませんでしたが、平等院鳳凰堂の阿弥陀如来像や、三十三間堂の千手観音像、東寺の立体曼陀羅などについて、一体ごとに詳細な説明がされていたのは、とても興味深かったです。

もはや、図鑑といってもよいくらいの情報量に圧倒されました。
これは常に手元に置いて、実際の文化財と照らし合わせながら学んでいくべき本だと思います。