図案からデザインへ 近代京都の図案教育

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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784473041012

作品紹介・あらすじ

明治期、殖産興業政策の一環として重要視され、日本の主要な輸出産業であった工芸。京都の地場産業では工芸の近代化を図るため、「図案(デザイン)」が初めて教育機関に導入されました。その両翼を担った京都市立美術工芸学校(現京都市立芸術大学)と京都高等工芸学校(現京都工芸繊維大学)には、指導者として関わった神坂雪佳、浅井忠、武田五一をはじめ、関係者や生徒らによる多くの作品・資料が残されており、当時の京都における図案教育の様子を伝えています。それらの作品紹介を中心として、教育現場内外に関わるトピックについてのコラムを織り交ぜながら、京都における近代(明治・大正・昭和期)のデザインの流れを辿ります。京都工芸繊維大学美術工芸資料館において2016年初夏に開催の展覧会(6月20日〜8月5日)の図録を兼ねた書籍。

著者プロフィール

1955年生まれ。徳川美術館学芸員、京都大学助手を経て、
現在、京都工芸繊維大学教授・同大学美術工芸資料館長。専門は、日本美術史・美術館学。
主な著書等に『近代京都の美術工芸-制作・流通・鑑賞-』(編著、思文閣出版、2019年)など。

「2020年 『近代図案帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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