法務・知財パーソンのための契約交渉のセオリー交渉準備から契約終了後までのナレッジ
- 第一法規 (2018年11月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784474065864
作品紹介・あらすじ
契約交渉の準備から契約終了後までのプロセス全体にわたって、法律、交渉、リスクマネジメントの3つの視点から、交渉セオリーを活かし、契約交渉の成功確率を上げるためのナレッジを、企業の法務・知財担当者が学ぶことができる一冊。契約交渉を実践的に身に付けることができる。
(1) 法律、交渉、リスクマネジメントの3つの視点から、交渉セオリーを活かし、契約交渉の「成功確率」を上げるナレッジが身に付く。
(2) 契約書作成における契約条項の問題点と注意点、契約書作成の意義と目的を意識するポイントをつかむことができる。
(3) 提携、クレーム、国際交渉などを契約の段階別に方法論を学ぶことができる。
(4) ケーススタディ演習では、契約条文や交渉シナリオのマップ化を紹介し、事例を通じて、交渉の具体的なプロセスが学べる。
感想・レビュー・書評
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB27584526詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
当事者が取引によっていかなる財を得るのが目標なのかを正確に分析し・認識した上で、その法的枠組みたる契約上の権利義務関係を、規範の適用に携わる者としての任務と役割とに立脚しつつ、創造力及び想像力によって、当該目標に適するように設計するという仕事こそ、今後の法律家が取り組むべきものでなければならない。
理想と現実にかなりの乖離を感じます。先日と社外の方との交渉がありました。こうした方がいい、ああした方がいい、といくつか申し上げたものの、ことごく却下。自社の窓口として先頭に立って語らねばならぬと思いながらも、ボソッと言って他の人に語ってもらう始末。果ては、当初こういう結論ならまー良しと思っていた部分は、すでに契約に書いてあって、大恥をかきました。
契約ならお任せというには、まだまだ道のりは長そうです。10年くらいかかりそう。