価値論 (レグルス文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784476011111

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  • 牧口常三郎が新カント派の影響?下で書いてる部分より、後半の恐らく戸田城聖が追記した生活指導原理としての価値論を読むと内容がよく分かる。学者は役立たずで真理という静的なもの、美醜という個人的なもの、善悪という社会的なものを見てるが利益や価値という誰もがアクセスできる動的なものこそ最優先にすべきだと語る。恐らくこれだけだと宗教になり得ないから仏罰論が補強し、日蓮宗を信じるのが御利益もあるし正しいが信じないから仏罰あると飛躍したんだろう。池田大作が更に世界平和などの価値観をまぶして創価学会の教義が見えにくくなってるんだと思った。

  • 牧口先生の思想を学んでいく中で、人生に対して新たな視点が開いていいった。この本が何十年も前に書かれていたということを考えれば、創価思想が、とても先見性に富んだものであることがわかる。時代の渇望する名著だと思う。

  • 「真・善・美」から「利・善・美」へ。

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著者プロフィール

牧口常三郎(まきぐち・つねさぶろう) 1871〜1944。新潟県生まれ。創価学会初代会長。教育者・教育学者・地理学者。半生を教育界に捧げ、その間、地理教育の改革、新教育学の樹立を志し、『人生地理学』『創価教育学体系』などを著す。1930年、創価教育学会(創価学会の前身)を創立し、教育革命・宗教革命に挺身。43年7月6日、治安維持法違反ならびに不敬罪の容疑で警察に拘引され、44年11月18日、東京拘置所において73年の生涯を閉じた。生涯の多数の著作は『牧口常三郎全集』(第三文明社)に収められている。

「2023年 『創価教育法の科学的超宗教的実験証明』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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