夏井いつきの「今日から一句」

著者 :
  • 第三文明社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784476034004

作品紹介・あらすじ

俳人・夏井いつきが、季語を提示して募集した読者の投句を批評しながら、俳句づくりのイロハから伝授。多くの人に俳句の楽しさを知ってもらう「俳句の種まき運動」を展開する著者が、「日本一高い富士山は、裾野が広いからこそ、日本一になった。俳句の世界も、日本全国に俳句をたしなむ人がたくさん生まれてこそ、優れた俳句と俳人が生まれてくる。俳句初心者は、いわば大切な『チーム裾野』の仲間である」とのコンセプトで、投句者の作品を「学びの材料」に。読み進むうちに、自然と俳句への理解が進み、ノウハウが身につく。教育誌『灯台』好評連載の書籍化。

感想・レビュー・書評

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  • テレビでの俳句の手直しを見ていると、俳句に詳しくない私でも、いつも夏井先生の評価に唸っている。他人の句は客観的に見れるのに、自分の句の推敲は難しい。俳句のみならず、仕事でも言えること。いろんなことのヒントが詰まった1冊だった。

  • 月刊誌「灯台」に2015年1月から連載された『夏井いつきの今日から一句』を加筆再編集し、単行本化されたものである

    担当の編集者の二人もくしらと水流と俳号をつけ、夏井先生の手ほどきを受け、どんどん上手になっていかれる様子も見れる

    今までいろんな俳句手ほどき本を読んだが、この本は、
    私の中で1、2を争う
    なんと言っても分かりやすいし、「灯台」に投句された実際の句を使って解説されているので腑に落ちる

    初心者が陥りやすい類想類句を脱出する方法として、必殺技『三重円』も教えてくださった
    プレバトでお馴染みの東国原英夫さんも同じことを言っておられた

    一度だけでなく、そばに置いておいて折につけて読み返したい本だ

  • 毎日の生活の中に俳句あり。
    ポイントを押さえた構成で、俳句の距離感が
    縮まった感じ。
    やってみようかという気にさせてくれた。
    さて、どうする。

  • 超初心者入門。文字も大きい。

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著者プロフィール

昭和32年生。松山市在住。俳句集団「いつき組」組長。俳都松山大使。「第8回俳壇賞」「第44回放送文化基金賞」「第72回日本放送協会放送文化賞」「第4回種田山頭火賞」受賞。著書に『超辛口先生の赤ペン俳句教室』『夏井いつきのおウチde俳句』、句集『伊月集 鶴』(小社刊)等多数。

「2023年 『おウチde俳句くらぶ 作品集 2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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