ガンディー伝: 偉大なる魂・非暴力の戦士 (21C文庫 12)

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  • 第三文明社
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  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784476116120

感想・レビュー・書評

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  • ガンディーの伝記。非常に読みやすいです。

  • 今なぜガンディーか?この問いに僕は答えたい。

    パリでテロリストによる自爆攻撃にさらされ、世界は完全にISとフランスを中心とする先進国連合軍の対峙となっている。当然、世論はISを非難している。

    僕はISの歴史を知らない。だから今回の件で、コメントをするのは控えるが、ガンディーがもしフランスのオランド大統領と同じポジションにいたらどうするだろうか、考えてみた。

    彼なら間違いなく、報復はしないだろう。徹底的な非暴力で、ISと対峙していくだろう。なぜ?暴力は何の解決も生み出さない。ただ、悲劇を繰り返すだけだからだ。

    僕はこの2年間、ガンディーの生き方に興味があった。なぜ彼はインドを独立に導く事ができたのか?なぜインド中を巻き込むことができたのか?

    一つは、彼は断食を通して世間に訴えた。まさに可能性を示したのだ。暴力は何の役にも立たないと。

    人種差別のひどい時期に南アフリカでの人権活動を通して、平凡な人間であったガンディーが一躍世界にインパクトを与える存在になった。

    どんな暴力にも屈しない勇敢さ。これは僕がガンディーの在り方で一番手に入れたい在り方だ。

    話はもどって、今世界は注目すべきだ。もう一度ガンディーの在り方を見習うべきだ。彼の在り方が世界を救う。この本を読んでそう感じた。

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