ファシリテーター養成講座―人と組織を動かす力が身につく!

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478002315

作品紹介・あらすじ

解けない問題を「解けるカタチ」に変える!ビジネス・ブレークスルーの大人気講座をベースに、ファシリテーションの第一人者が実践的なスキルとマインドを解説。

感想・レビュー・書評

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  • 具体的な活用場面もふんだんに盛り込まれていて、技術だけではなくわかりやすかった。
    出来ない理由を探しがちであるが、とにかく実践あるのみ。やらないことには、なにも始まらない。

  • いちばんの学び
    人間は他の人の話を聞きながら、これは間違っている考えが甘いななどと、ほとんど反射的に価値判断をしてしまうが、これを抑えなぜこの話をするのか深いレベルで理解するように努めなければならない


    ファシリテーターはプロセスに集中することが大切だ。ファシリテーターが参加者と同じようにコンテンツを考え始めると、この次の選択肢を考える余裕がなくなってしまう。

    観衆にとらわれて硬くなっていた頭をやわらかくするために、理論値を問い掛けるというのはファシリテーションではよく使われる技である。

    ゴールを明確にするときに気をつけたい点は、目的と成果物を分けて考えとくことである

  • GE社のワークアウトの経験者によるファシリテーション、ファシリティブ・リーダーシップに関する本である。
     そもそもワークアウトとは仕事を無くすの意味があるというのは本書で初めて気がついた。大企業であるGEが永続しているのはこのワークアウトのおかげだという話だが、無駄な仕事はなくしてしまうというのがその根本にある。またその判断や合意形成の中で次のリーダーを見つけ育てている。
     ファシリテーションに関する文献はさまざまある。行政・企業・住民などの各セクターの合意形成という文脈と企業存亡をかけた経営の現場と大きく分けて2つあると思うのだが本書は間違いなく後者である。企業人としてファシリテーションを使う人はこっちから入るのが自然なのだと思う。

  • ファシリテーターという役割について

    会議を円滑に進める、組織内の意思疎通を図る

    会社としては目標達成に繋がり、社員にとっては風通しの良い働きがいの感じられる環境が作れる

    当事者になるというよりは、当事者間の中立的な位置で現状把握するところから始めていく印象

    あくまでも問題解決していくのは当事者

  • ファシリテーター
    ①全体像を考えさせる
    ②分解して考えさせる
    ③異なる視点を組み合わせて考えさせる

  • ファシリテーションとは何か?
    本書では、「人と人との間の知的相互作用を促進する動き」としている
    具体的には、①中立な立場で②チームのプロセスを管理し③チームワークを引き出し④チームの成果が最大になるよう支援する。
    会議で行き詰まったときのためのTipsやチームビルディングにもってこいのTipsをいくつか紹介している。

  • ファシリテーションとは何か、ファシリテーションのEQ的側面/IQ的側面だけでなく、それぞれの手法や具体的なシーンが述べられている。この本を読んで実践し、また読むというのを繰り返すのが、この本の使い方として良いと思う。

  • 会議や打合せの場でのファシリテーションスキルをもっと上げておく必要があるなと、読んでみた1冊。ビジネスシーンでのファシリテーションツールがいくつも紹介されていて、「あ、こういうのは使える」「これもいいかも」といろいろヒントを拾えました。2分割法はよく使っていたけど、そういう軸は手持ちになかったなぁとか他の人のやっていることを見るのは参考になりますね。自分のスキルが上がるだけで単純にその会議の全員が気持ちよく帰れるなら、そういうスキルはどんどん身につけたいところです。

  • 「ザ・ファシリテーター」「同2」の森さんの近刊。

    あちらが物語を軸に語られていたのに対し、こちらは「講座」の関されている通りの体裁。

    「ザ・ファシリテーター/2」で語られていた事と、基本的には同じ事が書かれているのだけど、コンパクトにまとまっている分繰り返し確認するのには適していると感じる。

    あわせて読むのがイイと思う。

    単なる会議術ではない、完全に中立で知識も要らない、というスタンスとはちょっと違う視点なのがいい。

    リーダーズ・インテグレーションはいつか実践するつもり。

  • ミッション:存在意義、Whyに答えるもの:世の中に笑いをもたらす
    ビジョン:到達イメージ、Whatに答えるもの:2010年までに全国制覇
    バリュー:行動規範、価値観。Howに答えるもの:常に落ちを考えて過ごす

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著者プロフィール

[現 職] 京都大学人文科学研究所教授
1947年奈良市生まれ。1974年京都大学大学院博士課程(東洋史)中退。同年京都大学人文科学研究所助手。愛知大学法経学部助教授、京都大学人文科学研究所助教授を経て、1995年より現職。
[主要編著書] 『中国近代化の動態構造』(編著、京都大学人文科学研究所、2004年)、『中国近代綿業史の研究』(京都大学学術出版会、2001年)、『中国近代の都市と農村』(編著、京都大学人文科学研究所、2001年)、「梁啓超の経済思想」(『共同研究 梁啓超』みすず書房、1999年)。

「2005年 『在華紡と中国社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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