マグロが減ると、カラスが増える?―環境問題を身近な生きものたちで考える
- ダイヤモンド社 (2008年5月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478005651
感想・レビュー・書評
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2023年1-2月期展示本です。
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児童向け。
副題にあるとおり、環境問題を身近な生き物を通じて学ぶ一冊。
恐怖をあおるような書き方をしている環境関連の本もありますが、こちらはバランスのとれた内容になっていると思います。
子供向けですが、大人が読んでも十分に参考になりますし、この本をつかって夏休みの自由研究のレポートを書くこともできそうです。
図や写真も多用されていますし、フルカラーできれいなので、子供も関心を持ちやすいのではないでしょうか。 -
局長、ミズキ、コータのエコ捜査局メンバー3人が、シカやハチ、メダカ、マグロ、カラスなど、身近な生き物を入口に、それぞれの場所で何が起こっているかを、分かりやすく説明。生物多様性とは生息環境の保全であり、開発や公害、外来種などにより、弱いものから姿を消していく恐ろしさを気づかせてくれる。
小学校高学年ぐらいから読めるため、子供たちと一緒に読み、話し合い、屋外に出かけるのも良し。また、子供たちに環境保全や生物多様性をどう話そうか迷っている大人にピッタリなテキストともいえる。環境ジャーナリスト・枝廣淳子さんも推薦。