- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478009765
作品紹介・あらすじ
新聞はどうあるべきか、どこに魅力があるのか。そして読み手はどう活用していけばいいのか。さっそく、覗いてみましょう。
感想・レビュー・書評
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読みやすい
104 「視線」の方が強く感じる「目線」は放送用語
109説明したい相手は誰か、大人か子供か設定しないと意味をなさない
113女性議員だと子供や家族まで紹介される、なぜか
141文字数が短くなったことでリズムまで変化する
153手話、新しい用語が定着するまで独自に考える -
図書館で借りて読了。
新聞は、文章力、表現力、想像力、コミュニケーション力を磨ける格好のテキスト。
「学ぼう」という姿勢で記事を読んだら面白い発見が沢山ある。
新聞の読み比べは、気になるニュースだけでもしてみようと思った。 -
『新聞の正しい読み方』(松林薫著)のあとがきで参考図書として紹介されていた本。タイトルの「活用術」という言葉にひかれ、Amazonで即買い、即読了。だが、思っていたのとは、やや異なる内容だった。
本書は2007年から2010年まで朝日新聞の夕刊に掲載されていた『池上彰の新聞ななめ読み』という連載をまとめたものだ。なるほど〜。新聞のコラムとして読むのであれば、納得。「活用術」を身に付けるノウハウはともかく、これからは、普段見過ごしているような記事や、コラムにも目を向けてみようかなと思うことができた。1歩前進。 -
世の中を知るメディアとしてはテレビやネットに負けるが、仕事に打ち込み社会への関心が強い人が新聞を読んでいる。
忙しい人達の為に、見出しでパッと全体像をつかむ工夫や、文字だけでなく写真でも、記事内容を説明する工夫がされている。
テレビ、新聞、雑誌、本、ウェブ。どれかに偏ることなく、さまざまな情報に目を通す事で、他の媒体ではお目にかからないような情報と出合えることもある。
さまざまな立場の人の意見や視点を知ることができる。
同じニュースでも経済面や海外面など、とりあげ方をチェックすると新たな側面がみえてくる。
プレゼン資料に数字を引用する場合は、その数字の意味するところは何か、どう算出されているかを理解した上で行う。 -
↓利用状況はこちらから↓
https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00514145 -
文庫化される前のものの出版日時が2006年くらい(?)で、でてくる具体的記事が村上ファンドとかなのがすこし古さを感じた。NHKの記者だったころの体験も交えながら、新聞の魅力を語っている。
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【個人メモ】
◆ブックオフで購入。
◆総務省が公開している報道資料に面白い調査があったので、ここにメモっておきます。
「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」の公表
2014年04月15日
<http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02iicp01_03000027.html>
このなかの、「平成25年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査<速報>」というやつ。PDFファイルで閲覧できる。長いので数点だけ引用します。
・ 1-3 主なメディアの時間帯別行為者率(全体)
“平日のテレビ(リアルタイム)の時間帯別行為者率のピークは21時台の43.8%、ネット行為者率のピークは21時台の23.3%。”
・ 1-2 主なメディアの平均利用時間と行為者率
※図1-2-1:平日に新聞読む人の割合のみを抜粋。
10代 3.6%
20代 9.2%
30代 25.3%
40代 34.6%
50代 51.0%
60代 58.7%
※図1-2-2:休日の場合
10代 5.0%
20代 8.5%
30代 27.3%
40代 37.5%
50代 52.7%
60代 63.0%
・ 1-11 新聞・ニュースサイトの利用率
“新聞・ニュースサイトの利用率 (複数回答)は、全体では通常の紙の新聞が65.8%で最も高く、Yahoo!ニュースなどのポータルサイトのニュース配信が31.8%と続く。ただし、20代では両者が逆転している。”
(図1-1-11も参照)
・ 2-2 メディアの信頼度
“全体では新聞の信頼度が一番高く71.3%であり、テレビが65.7%と続く。”
◆この調査結果を見て推測したこと(ぼんやりと)
(1) 新聞を読んでいると、若い人は差別化できる(=意識高い系が歓喜)し、読んでも同世代の人と話題が合うかは……知らん。50台以上の人は、新聞読んでないと話題についていけんのか怪しい。
(2) 新聞の影響力は高齢者層に偏っている(はず)。
より正確に言えば、新聞媒体が影響を与える世代は、(購読者割合がとても高く・信頼率も比較的やや高い)年齢層の高い人達といえそう。まあ、年代別の人口構成も……。