「気づく」技術

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.34
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本棚登録 : 242
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478013915

感想・レビュー・書評

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  • ・「自分を疑う」ことが「気づき」の第一歩。自分を疑うことができたら、いかに自分が、世の中を、物事を知らないかが見えてくる。

    ・気づき力を高めるために意識してほしいのは、「こをやなの、仕事にはまったく役に立たない」「今度の企画づくりにはまったく関係がない」というものにあえて興味をもったり、頭を巡らせたりすること。役に立たなそうなことが、役に立ちそうなことと結びついたときに、爆発することもある。

    ・寄りすぎているなと思ったら、引いてみる。引きすぎているなと思ったら、寄ってみる。

    ・「第ゼロ印象」が大事。第ゼロ印象をつくってから会えば、それをうまく"利用"することで登場を演出できる。最初の印象をうまくつくることができれば、相手との関係性が変わり、「気づき」を変える。

    ・失敗したり、予期せぬ事態に陥ったりしたときには、これを逆手に取れないか、と考えることにしている。逆手にとるクセをつけておけば、気づく力を高められることはもちろん、何より人間的に強くなれる。

    ・すぐれた経営者は総じて考えるのが早いのは、日頃から考える経験を積んでいるため。考える時間は短ければ短いほどいい。

    ・リスクヘッジに対して、根拠なき自信が勝たなければ気づきや企画はけっして日の目を見ることはない。リスクをとる勇気を常に持たなければいけない。時には失敗もあるかもしれないがらその失敗が力をつけてくれる。

  • 161011

  • 気づくというテーマのせいかもしれないが、いまいちぼやっとした内容が多かったです。

  • フランスに行ったから、沖縄に行ったから~する、ではなくあえて逆のことをしたり、またしなかったり、日常の生活を送ろうとしてみたりと、面白い人だと思いました。何年か前の本ですが、今もまだ内側の優越感を重視した世の中だな、と感じます。逆手にとること、ただでは起きないと考えておくこと。自分だけの幸せの定規を持っておくこと。タイムテーブルは、3D,4Dでとらえること。円ではなく、球。恥で人は死なない。などなど。

  • 印象的だったことは、
    ①「自分は世の中があったく見えていない」という認識を持つことが、とても大事だと思います。自分自身をいつも疑ってかかるのです。
    →日常生活でも新しいこととかを探しがちだけど、こういう考えをすると見ている日常も変わってくるのかも
    ②人はいろんなものを見ているようで、実はしっかりとは見ていません。ただ見ているだけで、まったく「気づいていない」のです。
    →よく会う人でも、日によっていろいろな変化があるのではないか。それを敏感に感じられるようになりたいものです。

  • 読みやすい。仮説を話すからこそ、相手が反応するには納得。

  • ポジティブシンキングが学べた

  • ぐんぐんと読んでしまいました。この本の内容に惹きつけられて読んでいるんだと思いました。「気づく」ことにもっと気を遣うと、新しいことが発想できる。日常生活の中で意識的にやっていかないといけないけれど、意識すれば大きな成果が得られる。気づいたことを、発信して、そこからまた何かに気づくことができたらいいなと思います。Twitterをもっと活用しよう。

  • 気づきにフォーカスを当てた話で、楽しく読めました。いくつか自分でも試してみようというアイデアあり。

  • 「気づき」は大事ですね。

    この本で気になった言葉―
    ・「語れるレベル」までディテールを意識する
    …アウトプット出来るとこまで意識を向けることが不足していることに反省。

    ・あえてやらない。あえて行かない。あえて選ばない
    …当たり前という既成概念にとらわれないことに対する考えは同感。
    まこは「普通」と「一般的に」という言葉が嫌いです。
    時々まこの行動や思考にたいして、「普通は…」とか言われるけど、逆に、“普通”ってなんですか?と聞きたい。

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著者プロフィール

1965年12月23日東京都生まれ。プロデューサー。 数多くのヒット番組やWEBサイトの企画、ファッション、企業ブランディングまでジャンルを越えて活躍。「対談の名手」として雑誌や書籍のインタビュアーを務めることが多く、またブログやツイッターが高いアクセス数を誇り情報キュレーターとしても信頼度が高い。企業・学校などでの講演活動も展開。厚生労働省イクメンプロジェクトメンバー、経済産業省「クール・ジャパン戦略推進事業・企業マッチンググランプリ」総合プロデュースも務める。

「2013年 『人の話は9割聞くな』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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