なぜ、私はBMWを3日に1台売ることができたのか

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 111
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478017821

作品紹介・あらすじ

新卒で丸紅モータースに入社した当時、新人で一人だけ入社から7か月1台も売れずに苦悩の日々を送った。その時の「売れない自分」がいたからこそ、トップセールスを続けられたと振り返る。青山、高輪、新宿の支店長時代には、業績の落ち込んだ店舗を改革し、各店を売上台数日本一に再生。こうした経験を踏まえ、日本一BMWを売った「伝説のセールスマン」が語る「売れるセールス」になるための秘訣。

感想・レビュー・書評

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  • ■営業
    1.売れない時は、多くの人に会うことで突破口を見つける。また、既存の顧客に会い、売れていた時の自分を思い出す
    2.接客では、顧客が楽しくなることが最も大事である。会話が楽しくなると、顧客から少しずつ情報が出てくる
    3.顧客は気に入った営業から商品を買う。従って、他社のセールス以上のことをして、信頼関係を気づく必要がある

  • 営業の原点でもある奉仕の精神が重要だ。
    プロダクトに関する知識ももちろん必要。しかしそれ以上に大事なのがお客様を思いやる気持ち、なんとかしてあげたいと言う気持ち、いわゆる奉仕の精神。
    bmwを買うお客様は平均的な人より多忙で時間あたりの単価も高い。そんなお客様が時間を割いてわざわざきていただきてる。と言った文言には確かにそうだよなあと納得させられた。

    営業として働きつまづいた時にもう一度読みたい本です。

  • 営業に携わる人の必読書。売れない新人時代からトップセールスになるまでのストーリーは心を動かされるし、顧客満足のための細やかな配慮には驚くばかり。飛び込み営業など時代に合わなくなった点はあるものの、とても心動かされ参考になる内容が多い本でした。

  • 接客の基本は、地道な努力と相手を思いやる心だと思う。BMWという高級車はこういうやり方でいいと思うし、車という消費者にとって一大事な買い物はこうあるべきだと思うが、プレミアムカーの分類に入るかどうかわからない最近の1シリーズとかでもマーケティングコストとして、ここまでできるのであろうか。まあ、そうするべきだと思うが・・・

  • 2013/04/26読了

    BMWという高級車を多く売ること。大変、困難、プロフェッショナル。まぁ表紙、タイトルを見ただけでこうだろうかと内容を推測する。
    『高級』という部類のみで、本書の内容はそこらで読んだことのあるビジネス書の内容 ~セールスの理念、コツ、客との接し方などとほとんど同様だという印象を持った。いくつかの種類はあれど、"接客"に関しての答はほぼ決まったものなのかもしれない。
    商談の対応も似たり寄ったりなので、ここでは省略することにする。

    この本の見どころはどこかというと、著者の新入社員時代…苦境の時代だろう。
    ノルマが達成できない、売れない、ミスをしてしまう。
    こうしたネガティブな状況をいかにポジティブに変換するか、成功者とはこの切り替えをすることができた人を示すと思う。

    努力し、勉強し、ステップアップを積み重ねること
    苦しいことがあってこその、未来への成功。
    これは全ての人に起こりうることである。この部分こそが本書の見どころだ。

    ただ、タイトルや一人称形式で、失敗談より美談が多いこと
    成功談ばかりの輝かしい内容に、若干の「?」マーク
    "書かされた"感たっぷりで、同じセンテンスがいくつも出てきたり、天狗感が否めない。
    …まぁ、自伝というのはそういうものなのでしょうが

  • 営業・セールスに関する著者体験からのポイント。
    誰にでもできることを、誰にもできないくらい徹底して行うってことでしょう。

  • 新しい知見を得ることよりも,よく言われていることの大切さを「再認識」するための本という印象.
    「なるほどやっぱりこれは大切だよなぁ」と思うことがある一方,
    「現代人にそんなこと言っても(実感が持てないし),心に響かないよなぁ」と思うところが多くあるのが残念.
    上の世代の方には共感できる部分が多くあるのではないかと推定される.そのため,冒頭のように何かを得るためというよりも大切なものを再認識するための本であると思われる.

  • チェック項目13箇所。お客様は見た目だけでは分からない。一人で仕事をした気にならない、自分を支えてくれている仲間の存在。神様が見ている。思い込みは捨てて、白紙の心で接する。純粋にお客様に対する関心を強く持てばいい・・・「どうしてこのクルマを見に来てくれたのだろう」、「どうしてこのクルマを買えるようになったのだろう」、「どうして、それだけの成功をしたのだろう」。本人以外の一緒に来た人たちへの気配りは接客する側にとって、きちんとやって当たり前。お客様のサクセスストーリーを聞き出す。お客様の考えをよく理解していれば絞り方ができるはず、その中で判断いただく。人に会うことからしか、営業の仕事は生まれません。既存客のサイン・・・「うちのローン、いつ完済するんだっけ・・・」それが2年後だとしても、もうクルマを新しくしようと考えている証拠。「〇〇社が新車を出したよね」ライバル社の営業が来ている可能性高い。

  • 7か月かけてやっと1台売れたという新人時代を持つ著者が、それを境に売れ出した経験や新人賞をとれたいきさつ・メンタル、またBMWを売る会社にスカウトされたことなど実体験が詳細に書かれた本。
    よくある成功本であるが、著者の実直な性格がにじみ出ている。
    以前に読んだ、カバンはハンカチの上に置きなさい、というプルデンシャル生命の川田氏の本の流れに近い。
    営業マンのみならず、ビジネスマン、就活中の学生にも読んでほしい1冊である。

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