- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478022634
作品紹介・あらすじ
大人気の変動金利ローンは落とし穴がいっぱい。収入が上がらない時代に合った安心でおトクなローンの借り方・返し方教えます。
感想・レビュー・書評
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ローンをこれから組もうとしている人には、初心者にとっても経験者にとっても、今一度考えることができる一冊。
初めての人にとっては、とても目からウロコ。ローンのからくり、資金計画、お得な組み方、自分にあったローン。
また借り換えについてなど。
これから何十年とつきあう多額な借金だからこそ真剣に考えたい。末尾にはチェックシートもついていて、実際に自分の身の丈にあったお金の使い方も確認できる。
・チラシにだまされない
・頭金0は×
・返済額が手取り年収の25%以内
・金利の安い変動金利の仕組みとリスク
・35年返済は危険。60までに
・金利は10年固定金利
・申し込金 帰ってくる。手付金帰ってこない
・みずほ銀行 ローンシュミレーション
・贈与は注意
・フラット35は、借り手を選ばない。団信は任意
・金利割引の仕組み
・短い期間の元利均等返済詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初めて住宅ローンを借りる事を考える人には、参考になる事が多いのではと思う。(私は参考にはなった。)結局、目の前の金利の安さという点でなく、返済までの線で考えるようにという、最後の言葉がコンセプト。後は、細かいテクニック自体は二の次
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★★★☆☆
為になる一冊
【内容】
収入が上がらない時代に合った安心でおトクなローンの借り方・返し方を伝授。
【感想】
家を買うことになったら、再度読みたい一冊だ。
1章2章は為になった。3章はローンを組む前に改めて熟読したい。
結局、販売会社は家が売れればいいだけで、ローンを背負って生活するのは自分達なのだ。
だから、自分自身でしっかりとした計画を立てる必要があるのだ。
販売員にまかせきりにしてはダメ。
【引用】
・「おトクより先に安心を」・・・安心して返済していけるプランを立てること。その上で、おトクなローンを選べ。
・退職金をアテにして住宅ローンは組まない。(60歳時点の残高が、MAX700万)
・買い時は「頭金がたまって、家族構成が固まった」とき
・「物件選び」の前に「いくらの家が買えるか」予算を組む
・「低い金利」で「少ない金額を借り」、「短く返す」のが基本
・金利ミックス返済(変動金利型(1000万まで)+10年など固定金利)がオススメ。
└繰上げ返済は変動金利型から行う。(金利上昇リスクのため)
・「無理の無い返済額」=現在の年間家賃+現在の年間貯蓄額-年間居住費-購入後の年間貯蓄額
└年間居住費(マンションなら40-50万。一戸建てなら15-20万)
└購入後の年間貯蓄額(50-100万)
・「無理の無い借入額」=「無理の無い返済額」÷100万当たりの年間返済額×100万
└100万当たりの年間返済額(http://www.julopi.net/loan2_2.htmlの表×12ヶ月)
・「頭金」=貯金-いざのとき予算(200万円)-教育費のたまっている分-諸経費(物件の10%)
・契約しなかった場合、「申込金」は全額戻ってくる。(預かり証をもらおう)
「手付け金」は戻ってこない。
・ローンでは会社割引があるかどうか確認すること
(大都市銀行、地方銀行、ネット銀行、フラット35くらいで比較すればOK)
・火災保険は5年ごとに見直して自分で入ろう