住宅ローンはこうして借りなさい 改訂4版

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 58
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478022634

作品紹介・あらすじ

大人気の変動金利ローンは落とし穴がいっぱい。収入が上がらない時代に合った安心でおトクなローンの借り方・返し方教えます。

感想・レビュー・書評

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  • ローンをこれから組もうとしている人には、初心者にとっても経験者にとっても、今一度考えることができる一冊。
    初めての人にとっては、とても目からウロコ。ローンのからくり、資金計画、お得な組み方、自分にあったローン。
    また借り換えについてなど。
    これから何十年とつきあう多額な借金だからこそ真剣に考えたい。末尾にはチェックシートもついていて、実際に自分の身の丈にあったお金の使い方も確認できる。


    ・チラシにだまされない
    ・頭金0は×
    ・返済額が手取り年収の25%以内
    ・金利の安い変動金利の仕組みとリスク
    ・35年返済は危険。60までに
    ・金利は10年固定金利
    ・申し込金 帰ってくる。手付金帰ってこない
    ・みずほ銀行 ローンシュミレーション
    ・贈与は注意
    ・フラット35は、借り手を選ばない。団信は任意
    ・金利割引の仕組み
    ・短い期間の元利均等返済

  • 初めて住宅ローンを借りる事を考える人には、参考になる事が多いのではと思う。(私は参考にはなった。)結局、目の前の金利の安さという点でなく、返済までの線で考えるようにという、最後の言葉がコンセプト。後は、細かいテクニック自体は二の次

  • ★★★☆☆
    為になる一冊
    【内容】
    収入が上がらない時代に合った安心でおトクなローンの借り方・返し方を伝授。

    【感想】
    家を買うことになったら、再度読みたい一冊だ。

    1章2章は為になった。3章はローンを組む前に改めて熟読したい。

    結局、販売会社は家が売れればいいだけで、ローンを背負って生活するのは自分達なのだ。
    だから、自分自身でしっかりとした計画を立てる必要があるのだ。
    販売員にまかせきりにしてはダメ。

    【引用】
    ・「おトクより先に安心を」・・・安心して返済していけるプランを立てること。その上で、おトクなローンを選べ。

    ・退職金をアテにして住宅ローンは組まない。(60歳時点の残高が、MAX700万)

    ・買い時は「頭金がたまって、家族構成が固まった」とき

    ・「物件選び」の前に「いくらの家が買えるか」予算を組む

    ・「低い金利」で「少ない金額を借り」、「短く返す」のが基本

    ・金利ミックス返済(変動金利型(1000万まで)+10年など固定金利)がオススメ。
     └繰上げ返済は変動金利型から行う。(金利上昇リスクのため)

    ・「無理の無い返済額」=現在の年間家賃+現在の年間貯蓄額-年間居住費-購入後の年間貯蓄額
     └年間居住費(マンションなら40-50万。一戸建てなら15-20万)
     └購入後の年間貯蓄額(50-100万)

    ・「無理の無い借入額」=「無理の無い返済額」÷100万当たりの年間返済額×100万
     └100万当たりの年間返済額(http://www.julopi.net/loan2_2.htmlの表×12ヶ月)

    ・「頭金」=貯金-いざのとき予算(200万円)-教育費のたまっている分-諸経費(物件の10%)

    ・契約しなかった場合、「申込金」は全額戻ってくる。(預かり証をもらおう)
    「手付け金」は戻ってこない。

    ・ローンでは会社割引があるかどうか確認すること
    (大都市銀行、地方銀行、ネット銀行、フラット35くらいで比較すればOK)

    ・火災保険は5年ごとに見直して自分で入ろう

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著者プロフィール

個人のお金の相談を受けるFP(ファイナンシャルプランナー)。生活設計塾クルー取締役。金融商品や保険商品の販売を一切せずに、中立な立場で一般の方の退職後の生活設計などの相談を受けている。特に高齢者のお金のアドバイスに定評がある。ダイヤモンドオンライン、現代ビジネスなどのWEBサイトや新聞での連載も。著書『知識ゼロの私でも! 日本一わかりやすいお金の教科書』『図解 老後のお金安心読本』(ともに講談社)など多数。『かんたん年金家計ノート』(講談社)は創刊以来監修をしている。

「2022年 『これからの生活どうなる? に備える 記入式 年金生活ビギナーのための家計練習帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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