- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478044704
作品紹介・あらすじ
あまりにも達筆すぎて凄い!おとぎばなしの主人公が祀られている。期間限定!数年に一度の御朱印も!歴史で習ったあの人物たちも登場。お天気、飛行機、八咫烏…現地まで行ってでも絶対に頂きたくなる御朱印を一挙紹介!!
感想・レビュー・書評
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【図書館】読みやすいんだけど、何故この並びなのか解せない。それぞれの章のテーマに対して、地域ごとに並べてくれたらわかりやすいのに… また六道珍皇寺行かないとな。気象神社もお参りしてみたい。
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見やすい、読みやすい。
ながら見しながら「やっぱ御朱印は良いわ~」と思うのに
ちょうどいい。 -
どうすごいの?と気になって開いた本。
たしかに、ベーシックな御朱印ではない、独特のスタイルをもったものばかり紹介されています。
栃木の古峯神社のバリエーションの多さと、天狗の絵柄の迫力には驚きました。
熊本の本妙寺は、字数も画数も日本一の多さだとのこと。
一字一句丁寧に書いてくださるご住職は大変でしょう。
知らない神社や知らない情報がいろいろと紹介されており、御朱印の他に、文章も興味深く読みます。
月読尊は天照大神と素戔嗚尊の兄弟でありながら、月読神社は全国でも80数社しかないというのがちょっと不思議。
レアなんですね。
桃太郎といったら岡山というイメージですが、犬山市も桃太郎発祥の地と言われているらしく、そこにある桃太郎神社は、長い歴史を持っていながらも、桃色の桃の鳥居や登場人物の像があり、かなり強烈でした。
いつかは参拝したいものです。
御朱印には「子供の守神」と書いていただけるそうです。
京都の龍安寺といったら石庭が連想されますが、あの禅の世界観を表す石庭の意味は、過去の火災で資料が残っていないため、謎だということに驚きました。
参拝客は、語らぬ石庭の前でしばし考えにふけりますが、つまり誰も本当の意味を知らないわけです。
答えはそれぞれ自分が決めるべきということですね。
四国の遍路タクシーのドライバーのインタビューも掲載されていました。
遍路タクシーなるものがあると知ります。
この方は、乗客を案内しがてら、自分も一緒にお遍路しており、御朱印帳は何度も印を押されて真っ赤。
八十八ヶ所全ての御朱印をいただくと、御朱印帳の重さが6g増えているのだそうです。
それは、墨と印の重さが数字とあって現れるとのこと。
一枚だと重さの違いは全く感じられませんが、さすがに量を重ねると、それだけの差がつくことを知りました。
どの寺社にもそれぞれの特徴があるように、御朱印もそれぞれ違うもの。
また、書いていただく人によっても少しずつ違いがあるもの。
自分の手に届く御朱印もまた、寺社と同じように巡り会いなんだなと思いました。