世界のラッキーアイテム77 ヨーロッパ編: 願いがきっとかなう! (地球の歩き方Books)
- ダイヤモンド・ビッグ社 (2006年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478079980
感想・レビュー・書評
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新たに得た知識としてはパンジーがスミレの園芸品種ってことと、バルセロスの雄鶏。
ロシアのウォッカにバーチって名前のウォッカがあるけどあれって白樺って意味だったんだな。
西洋のお守り系77種紹介する本。ハートやバラ、十字架とかのポピュラーなやつも載ってて由来を解説してくれているので改めて知ると楽しい。
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ヨーロッパを旅すると、街角やお店で、よく目にするアイテムやモチーフがありませんか?かわいいマスコットだったり、いかにも歴史を語りそうなデザインだったりその種類はさまざまですが、なかには、ちゃんとしたご利益があるとされたり、幸運のしるしとされているものがあるのです。そんな“ラッキーアイテム”を、77個集めてみました。願いごと別に、あなたにピッタリのアイテムを探してみてください。(袖)
なぜそれらがお守りになったのか、が気になり、手に取りました。
説明は短文で物足りない箇所もちらほらありましたが、必要最低限は抑えていますし、なにより全ページカラーなので、見ているだけで割と楽しめました。
アジアやアフリカなど、ほかの地域があればぜひ読んでみたと思います。 -
世界で認知されてるラッキーアイテムを紹介した本。
ヨーロッパ編と書かれていたが、中東で広く使われているものもあった。
恋愛や金運に関するものはキリスト教からのものが多く、長寿、健康に関するものはエジプトやイスラムのものが多い。 -
にほんの縁起ものに続けて、世界のラッキーアイテムの本も読んでみました。
日本のものに比べて、知らないものが多いです。
にほんの縁起ものの本では登場しなかった花が、何種類も紹介されていました。
もともと花言葉は、西洋のものだからでしょう。
バラはイギリス王室のイメージがありますが、もともとは中東のもので、十字軍遠征から帰還したエドワード一世がイギリスに持ち込んだそうです。
パンジーは、物思いにふけるような姿をしているところから、フランス語の「パンセ(思想)」を語源としているのだとか。
西洋では、5/1のスズランの日にはだれでもスズランを売ってよいという決まりがあり、道端にはにわか花屋がたくさん出るそうです。
テントウムシは、英語ではLadybirdといいますが、これはメスの鳥という意味ではなく、ファースト・レディ(昔は聖母マリア)に仕える虫という意味だそうです。
意外なところでは、日本では埃っぽい部屋の代名詞のようなクモの巣ですが、西洋で大金に恵まれる幸運のアイテムで、蜘蛛を殺すとお金のツキがなくなるとされるのだとか。
黒猫は、日本では不吉ですがイギリスでは幸運を招くと言われているそうです。
また、ブタは金運アップで、イノシシはケルト神話ではすべての動物の中で一番格が上だそうです。
ケルト地域では、ブタ以上に強い獣はいなかったのでしょうか。
カバは出産を守護するマスコットだそう。日本だったら、さしづめ水天宮の犬になるんでしょうね。
天使の形をしたキューピッドが広く知られるようになったのは、20世紀の初めにアメリカ人のローズ・オニールが、キューピーというキャラクターを作ったのがきっかけだそうです。
日本でもマヨネーズのキャラクターとして知られているキューピー。
マヨネーズとキューピッドは一見関係がなさそうですが、「キューピーのようにみんなに愛されますように」という願いが込められているとのことです。
またロザリオは、もともとネックレスのように首にかけるものではなかったのですが、1980年代にマドンナがつけてからファッションになったそうです。
ラッキーアイテムも、時代とともに変遷があるものですね。
どうしても理解できないものもあります。
たとえばウサギの足。簡単にしなびるので、持ち運びしやすいそうです。
ウサギの足を持ち歩くということが、どうも想像できませんが、「満月の時に、寄り目の人によってもたらされた兎の足を、左のポケットに入れておくのがもっともよい」とされているそうです。
もはやラッキーアイテムというよりも、神秘な魔術みたい。
狩人のおまじないでしょうか。
赤ちゃんが生まれたら銀のスプーンを送る慣習は、王や貴族が銀の食器を重用したことからきているそうです。
それは、贅沢だからという他に、銀は毒を盛るとすぐ変色する性質があるからとのこと。
金持ちというほかに命を狙われている人ならではの自己防衛法だったとは。
日本では見かけませんが、煙突掃除人と挨拶を交わすと幸運なんだとか。
でも、誰もが運をもらおうと掃除中の彼らに話しかけたら、仕事になりませんね。
わかるものもわからないものも、どれもが昔からの習わし。
おもしろかったですし、掲載写真がどれもとてもきれいで、見ているだけで幸せな気持ちになれました。 -
世界のラッキーアイテム、ということでヨーロッパとかのお守りやら縁起物が色々載っています。
その内容も十分面白かったのですが、なによりそれらの写真が
すごく素敵!かわいい!アンティーク!
という感じで可愛らしい一冊でした。 -
ヨーロッパでの「幸運」とされるアイテムを紹介した本です。
ページをめくるたびにイラストや写真が目を楽しませてくれます。
見ているだけで幸せな気持ちになれそうな1冊だと思います。
ラッキーアイテムについての由来や、どのような時に使うものかが書かれていて、
神話や宗教的な背景をもつアイテムが多いようです。 -
イラストのネタにならないかなーと思って手に取った本。
ネタになる。
煙突掃除人のコスチュームがあるはずなんですがそれがのってたらさらに良かったな……。 -
ラッキーになりたかったので読んでみた。ほとんどのものは有名なので知っていたけれど、そこそこ面白かった。でも逸話とかもうちょっと詳しい方が面白いかも。
2008/11/10 -
ヨーロッパ編…と言っても実際名前が出てるのは、英・仏・独・伊、ぐらい。他は殆ど「南ヨーロッパ」などでひとくくりにされています。<br>
欲を言えば国名を正確に明記して欲しかったけど、それは流石にわがままかな。とは言え本のつくりは綺麗で見ていて飽きないし、アイテムの説明もシンプルで分かりやすい。<br>
入門書のような感じです。これを読んで興味を持ったらその国の本を探す、というのがお勧め。 -
なんとなく知っていたものや、これもラッキーアイテムなんだ!っていうものもあった。どれも理由があるんだなぁ。ファーティマの掌もナザール・ボンジュウもあった!