仕事のできるあなたが、なぜリストラされるのか~「無差別リストラ時代」の処世術~
- ダイヤモンド社 (2010年10月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478082997
感想・レビュー・書評
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図書館
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リストラというのはサラリーマンにとって怖いものである。不景気なのか、好景気なのかいまいちよくわからない昨今、仕事ができない社員だけではなく、仕事ができる社員でさえリストラの対象となっているのはよく言われている。では、どんな社員がリストラの対象になるのか、リストラの対象にならないようにするためにはどうしたらいいのかが書かれた本である。
リストラに関する書籍は色々と読んだことがあるが、この本が一番、実践しやすく、心がけやすいものだった。
会社にリストラされたら徹底抗戦する手法まで書かれていたが、そこまで悪化させずに日頃から芽を摘んでおきたいものである。 -
リストラが現在は中高年のものではない。
それは、現実のニュースをみればあきらか。
でも、話の流れの感じで、この本に書かれている事例は、中高年の話なのでは?と思ってしまう。
今のサラリーマンの中でどれだけの人が、持ち家を持っているのだろうか?
そして、退職金があるのが大前提に書かれているが、401K導入で、退職金らしい退職金がない企業も少なくないのでは?
実際、私が務める会社も401K導入で、退職金という名目のものはない。
法律的なものや、公的機関の利用方法などが纏められているので、それらを知らない人は、一読するとよいと思うが、私自身は知っていたので、あまり参考にはならなかった。
私的には、残念な感じ。 -
序章と本論の3章で、リストラが中高年だけではなく、若年のものにも及んでいることを示して、その対策をたてるように促している。
序章で、現代のリストラが若年世代にもおよび、企業の実態を書いている。
1章では、リストラの仕組みとその前兆について書いてある。
2章では、リストラを宣告されたら、とりあえずその場で、とるべき態度を示し
①条件次第で、退職も考える
②会社の言うことに従って辞める。
③徹底抗戦をする
という3つのやり方について、対応を詳細に述べている。
3章では、リストラを恐れないために、普段からできることなどをまとめている。
一度読んでおいてもよいのではないだろうか? -
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