- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478083741
作品紹介・あらすじ
金融は、顧客のために本当に汗をかいているのか?金融で、働くことの喜びとは何か?金融の真の価値を追求する情熱と戦略の投資銀行の全貌がこの一冊に。
感想・レビュー・書評
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新生PIグループの変遷、活躍が紹介されている本。
感想。企業の紹介本だと分かった上で読んだので、内容には満足。文章が情熱大陸のような感じで、タイトル同様、格好良さが前に出過ぎだけど、やってることはよくわかった。
備忘録。
・自己勘定取引のメリットは、売却のタイミングを自分で自由に決められること。
・「外国人金融マンが我々の社員の二倍の力を持っているとしても、五人集まった時のパワーが十人分になるとは限らない。我々は相乗効果によって八人分、九人分の力を発揮できる」
・困っている債務者を探すために、銀行ではなく、債務者に直接当たる・自社の従業員満足の追求が顧客満足を最大化する。
・他からの支援や協力に妥協せず、マーケットや誰かの所為にせず、顧客のニーズに合わせて自ら変革し続ける。
・仕事への取り組みを阻害するストレスを極小化し、仕事そのものに集中し、充足を求める。
・常に科学的な視点で投資先の状況や外部環境をとらえ、合理的な判断に基づいて支援を行う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新生PIグループのマーケティング本。
PEのパイオニアのように描かれているが、正直、バイアウトの実績はイマイチ。
金融機関系のファンドだと、バイアウトに必要な、投資後のプラスアルファを創出出来ないし、それゆえ、ソーシングをしても売主に刺さらず、成果が出ないだろう。
ただ、金融機関系としてのポジショニングを活かして、VC、バランスシートソリューションといった複数のサービスを提供しているのは強みか。