一流の投資家は「世界史」で儲ける

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478102633

感想・レビュー・書評

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  • 投資について多角的な視野を持って臨む必要があると感じさせてくれる一冊。経済の知識はもちろん、歴史について知ることも投資で成功するには必要なことであるとのこと。鳥の目、魚の目、虫の目それぞれを生かしながら投資を行なっていこうと思えた。

  • 資産防衛として金と、スイスフランを上げているのが面白い。

    アメリカもどうなるかわからない中、永世中立国として二度の世界大戦を経験しても価値が減らず、国際的に通用する単独通貨として非常に優秀なんだと初めて知った

  • 「お金は歴史で儲けなさい」と合わせて読んだ。新型コロナウィルスが蔓延する中、次の時代がどう動くのか、考えたい。お金の歴史、戦争経済についても記載がある。

  • 最近読んだ本の中で一番良かった。

    世界的ファンドマネージャーの塚口直史さんの著書。
    著者の別作品もぜひ読んでみようと思う。

    ・世界3大バブル、ミシシッピバブル
    紙幣のジョン・ローによる発明
    実利を超えたジャンク債の高騰
    王立銀行、紙幣への不信感→バブル崩壊

    ・世界経済のトリレンマ
    グローバル化、国家主権、民主主義

    ・オランダ黄金時代
    銀の埋蔵量
    →南米ポトシ銀山6割、日本銀3割
    日本との外交による日本銀でのオランダ経済の隆盛
    銀の過度の採掘、オランダ資本の行き場不足
    →チューリップバブルの発生

    ・コンドラチェフの波
    インフラの耐用年数が50年
    2018年より日本は上向きに突入

    ・ビッグショートへの対策
    1.インデックス投資
    2.リスク金融商品
      →VIX連動インデックス

    ・仮想通貨の暴騰の要因
    →中国人民元との関連性

    ・戦争に備えた対策
    金による資産管理
    永世中立国のスイスフラン

    ・これからの時代
    新興国の時代
    →FACTFULLNESSより、
    発展途上国の下流階級→中流階級への発展

  • 世界史というと大げさだが、自分の経験則より歴史に学ぶ必要があるという、よく言われていることを書かれている。
    景気変動の4つの波が、日本においては2018年からすべて上向きになるとか、下落相場に備えるにはとか、戦争に備えるためには、金やスイスフランだとか…
    さほど深い話ではなかった。

  • 行場を失ったお金がバブルを引き起こす 価格破壊をもたらすだけの産業に投資してはいけない ファンドマネージャーの仕事は僕の未来を予測すること 仮想通貨でもバブルの崩壊が起こるかもしれない 資産をスイスフランで保有すると言う選択肢

  • 投資やお金などの歴史の話よりも、仮想通貨や今の世界の通貨というマネーに対する考察といった感じの内容で、投資に役立つ歴史を学ぶ本というよりも、今筆者の見ている投資の環境を解説するために、歴史を使って説明してるといった感じの内容でした。
    投資に使える歴史の話を期待していたので、ちょっと物足りない印象を受けました。本のタイトルが内容に合っていなかったのかな?

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