- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478105863
感想・レビュー・書評
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読書をすると、人間力が養われ、洞察力がつく。
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堀紘一氏の本ということで、手に取りました。
自分で考える力は、今後、ますます必要になって来ると思います。
私は仕事柄、「○○はいいんですか、悪いんですか」と聞かれることが多くあります。たいていの場合、「○○」は、ある人にとっては良いことだし、別の人にとっては悪いことにもなる、というものです。
本当に、思考が単純化している傾向にあると思います。
洞察力と謙虚を持ち、思慮深い人間になりたいと思いました。 -
職業的な興味で読んでみた。「読書」行為一つとっても、いろいろな考え方や方法論があり、違いが面白い。
タイトルから「若い人が書いた本かな」と勝手に思っていたけど、かなり年上の方だった。
ただのハウトゥーにおさまらず、読書哲学がしっかりと背骨を作っている感じ。
平時の読み方と戦時の読み方とあるとおり、基本的には速読はしないというスタンス。しっかりと1冊1冊に向き合ってこそ、得られるものがあるということ。
いままで読書量でコンプレックスをカバーしようとしてきたけど、そろそろ変えようと思っていた頃。
そのタイミングでこの本を読めたということを、いいきっかけにしようと思う。 -
今後AIの社会実装が進む中で必要なスキル。
洞察力。
ネットで簡単に検索できる社会になったこそ、洞察力が身につきにくくなっており、読書を通じて身につけるべきであるとのことだった。
前職でも社長から同様に読書の大切さを指摘されていたし、洞察力の重要性を言われていた。
いくつかの学びを。
・哲学や宗教が洞察力を強化する。初心者には、愛するということがおすすめ
・ネット断ちをし、隙間時間の活用を。数日あれば1冊読める。
・少なくとも年間30冊を読むこと
・本を読んだ後には、要約を。
・大事なのは、学歴ではなく、学習歴
直接読書とは関係ないが、ネクストステップ、学び
・コンサルタントとして、感謝/感動される仕事を
・歴史、文化を学ぶ。例、福島の歴史
・SMになることを見据えたネットワーキング
・セミナー、イベントへの積極的参加
・産業化の具体策検討
・陽明学の復習 -
堀紘一、最近読書術の本多いな。引退して暇になって読書量が増えてるのか、晩節に入り何か思うところがあるのか。
堀紘一がいまの筑駒出身っていうのは初めて知った。
哲学をはじめとした古典を若かりし日に乱読してるのは興味深い。人間への洞察力の高さが、ビジネスにも活きているのか。 -
2019/03/10
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要約「読書することで教養や洞察力を高め、新しいアイデアや創造性を自分の付加価値として仕事に活かすことができる人こそ必要な人材で、超一流である。」
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官僚やCEOなどの超一流は「読書」で「洞察力」を養う。
全5章に渡って、本を読むことの有益さ、読書で得た知識を無駄にしないテクニック、それと内容濃いめのエピソードなどがたっっぷりと凝縮された一冊。
さすがの文章力でとても読み進めやすく1日で読破してしまいました(^_^;ゞ -
読書に関する本4冊目
著者の考えが十分に反映された本。考えや論じ方が「エリート」だと敬遠する人もいるかも知れない。
体型的な学びというよりは、読み進めることで読書の深みが増す、そんな本だった。
私には妙に納得できる部分があり、著者の他の本も読んでみようと思う。
TODO
・章ごとに要約する
・哲学書を読んでみる
・ロングセラーを読んでみる -
堀紘一氏による読書論。とにかく忙しくても読書することが勧められている。とはいえ何より認識したのが、著者が圧倒的なエリートだと言うこと。
親が外交官で肌に合わず途中で転校したとはいえ、イートン校に通い、帰国後は筑駒から東大。ナベツネに誘われて読売新聞に入社し三菱商事を経てBCG。そしてDI創業。三菱商事時代にはハーバード。もちろん相当な努力はあったと思うけれど、経歴の輝き方が半端ない。まあ、エリートとはこういうものなのかもしれないけれど。
そんな著者が読書を勧めるのは目の前の仕事だけだと、俯瞰的な視点が失われる、本質を見失いがちということと、皮相な人間になるということと理解した。
著者が本書で勧める1章を一文に要約するということは取り入れてみたいと思う。