倒産寸前から25の修羅場を乗り切った社長の全ノウハウ

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478106280

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  • ・日本レーザー(レーザー専門の輸入商社)を再建する中で、著者が体得した「会社経営の原理原則」は、次の2つ。
    └「人を大切にする経営」の実践こそ、会社を成長させるたった1つの方法
    └「人を大切にする経営」を実践するには、会社を絶対に「赤字」にしてはいけない

    ・会社を黒字にするため、多くの経営者は「どうやるか」を考える。だが、大切なのは、経営者は「どうあるべきか」を考えること。社長としての理念を明確に持つことで、社長の行動が変わり、社員の行動が変わり、会社が変わる。

    ・為替変動などの外部要因で、会社がピンチに陥ることがある。この時に他責で考えず「すべての問題は内部にある」と自責で考えることが大切。全社員が自責の思考を持っていれば、危機を乗り切ることができる。

    ・社長や営業部長が「値決め」をすると、商品を販売する現場のモチベーションは上がらない。日本レーザーでは、定価を設定する時、商品を売る営業員の意見も反映させている。

    ・社員のモチベーションを高めるため、日本レーザーでは賞与にインセンティブ制度を導入し「粗利益額の3%を成果賞与として支給」している。この3%の粗利益額を、商談成立に関わった営業員と技術員で分け合っている。

    ・日本レーザーは「MEBO 」(経営陣と社員が一緒になって親会社から株式を買い取る手法)によって、親会社の日本電子(株)から独立を果たした。社員全員が株主になることで「自分たちの会社」という意識を高めるためである。

  • ・得するより損をする選択
    ・対人対応能力とは自分を応援してくれる人の数に比例する

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著者プロフィール

株式会社日本レーザー代表取締役会長

「2018年 『社員に任せるから会社は進化する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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