DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
- ダイヤモンド社 (2020年9月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478109687
感想・レビュー・書評
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自分の中のお金に対する向き合い方が変わる本でした。
貯蓄や投資で資産を増やす為の本はたくさんあるが、人生でお金を使う時期、使い方についての本は初めて読みました。
「人生の各段階で使える時間はそれほど多くはない。」子供と過ごす時間、健康で多少の無理のきく時期など、いつかは出来なくなることを自覚して後悔しないように経験と思い出にお金を使っていこうと思います。
一貫して若い頃の体験は良いと書かれていて、自身を振り返って、若い時にもっとリスクをとってチャレンジしとけばよかったなぁと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょうど、両親がピークを作って使うフェーズに入ったところだと言う会話をした時に読んだので、とても納得感があった。
たとえ、稼ぐことが楽しかったとしても、自分の命を何のために削って働いているのか、生き方を考えさせられる本だった。 -
自己啓発本はあまり読まないが、この本はとても読みやすく、ためになった!
ざっくり言うと、自分が稼いだお金を有効的に使ってさまざまな経験をし、思い出を作って人生を豊かにしようという話。
それを達成するためにどうすればいいか、時間、健康、お金の面からレクチャーしてくれる。
定期的に読み返したい一冊。 -
価値観を揺さぶられた一冊。これまで、将来のために貯蓄をすることを無批判に「正しい」と信じて来たが、今を犠牲にしてまで貯蓄することを考え直させるのもであるし、ましてや貯めただけで使わずにそのまま死んでいくことがどれほどバカバカしいか、とても納得させられた。
45歳で資産を切り崩す勇気は自分にはないけれど、将来のキャッシュフローとある程度真剣に予測しながら、無意味に貯蓄するのはやめようと思う。そんなふうに価値観が変わる本は珍しい。
文章は美しくないし、構成の論理性も唸るほどものではないが、筆者の主張に強く共感できたので⭐︎4つ。 -
45歳の今、この本を読んで考えさせられることが大きく2つ。
1つ目はやはりこの本のテーマ「思い出づくり」。
幸い子供にも2人(男の子)恵まれ、今まで家族との時間を大切にしてきた。仕事も大切だが、家族との時間を優先にすることにどこか疑問もありながら生活してきたのも事実。でも、この本を読むことで今までの生活が何か裏付けされたようで嬉しかった。日頃「今を楽しまないといけないよね」と話題にすることでそんなもやもやを解消し、納得してきたが、この本を読んだ後には「やっぱり良かったんだ!」と明るい気持ちになれた。
2つ目は「お金の使い方」。
年金やNISAなど「老後に蓄えよう」と考えていたが、その大切さ、考えが変わってしまった。妻と「いつか屋久島に縄文杉を見に行きたいね」と言っっていたが、すぐにでも行きたい気持ちにさせてくれた。お金の使い方を考えさせられた一冊。
若い時に読んでおけば良かったとの感想もあるが、45歳という歳で出会えたのは幸運だった。根拠は具体的には挙げられないが、時間の感覚、お金の感覚、価値について納得できることばかりの本だった。ぜひ読んでいただきたい一冊! -
冒頭の「アリはいつ遊ぶことができるのだろう?」に対する答えを考えてみた。
それは、結局「常に今」なのかなと思った。
例えば20代であれば、お金を使って得られた経験や思い出の複利効果を最大化できるので、20代こそ遊べということになる。次に30代であれば、もし子どもがいたとして、子どもが幼い時にしかできないことを一緒にやるべき。40代であれば、収入も上がりお金に余裕がありますし、まだまだ身体は動く。50代、60代はアクティブなことをする最後のチャンスかもしれない。70代になったらもう将来のために金を貯めるのはバカらしい。
つまり、資産運用や子どもへの財産分与はしっかり考えるとして、使い切れないお金のために自分の人生を差し出すのは無駄であり、「今、遊ぶべき」なのかなと。 -
1 どんな本?
「人生で一番大事な事は思い出作りである。」と
言う価値観を根底に、蓄財0で死ぬ事を勧める本
。財産贈与や寄付も死ぬ前に最適なタイミングを
見定めて行う事を推奨している。人生に対する新
たな考え方を提示してくれる希少な本。目的は人
生の最適化。
2 何で読んだの?
(1) レビューが高くてベストセラーだから。
(2) 金の使い方を学びたかった。
(3) 支出計画を変更した状態になりたい。
3 著者の問題提起
その貯蓄は無駄だ。生きているうちに全て使う
べきだ。
4 命題に至った理由
死を身近に感じて喜びを先送りしていた事に気
づく人々を多数見たから。
5 著者の解
支出には用途に応じて最適なタイミングがある
。それは生きているうちしか無い。
6 構 成
全9ルール264頁
アリとキリギリスの寓話に対する疑問から始まり
、「人生で一番大事なのは思い出を作る事だ!今
始めよう!」と終わる。ルール1〜4で「お金<思
い出」を訴えて、ルール5、6で支出の最適なタイ
ミングを、ルール7で計画を、ルール8で貯蓄を
減らし始める時期を、ルール9ではリスクに対す
る冷静を訴えている。各ルール末にまとめがあっ
て分かりやすい工夫が施されている。
7 重要な語句・文
(1) タイムバケット
(2) 長寿年金
(3) 働いた時間=資産(余ったら無駄な労働)
(4) 生前分与
(5) 金、健康、時間
(6) リスクを取らないリスク
(7) 死のカウントダウンアプリ
(8) 金、健康、時間のバランス
8 感 想
新しい考え方を学んだ。参考に人生を計画した
いと思った。
刺さったのはタイムバケット。老後に回して時
間や体力が有るとは限らない事。と言うか今より
体力が有る時はない。
深く知りたい事は生前分与。税金はどんな感じ
かな?
人に勧めるならリスク分析。リスクを取らない
リスクも有る。冷静にリスクを分析して決定する
べきだ。
グラフで金の価値を引き出せる力は35をピー
クに年齢と共に衰える事がわかった。
タイトルの通り資産ゼロをで死ぬ事を目標にす
る本だった。
9 TODO
(1) タイムバケットの作成
(2) 死のカウントダウンアプリの導入
(3) 生前分与を家族と相談
(4) 要らない物の処分
10 問 い
金とは?
11 答 え
幸せの手段の一つ