医者が教える 女体大全 オトナ女子の不調に効く! 自分のカラダの「取扱説明書」

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 232
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478110935

作品紹介・あらすじ

「生理痛にはあたためるのが一番」「恋愛してないと女性ホルモンが枯渇する」「仕事をしすぎると”オス化”する」・・・・。
女性の健康や美容にまつわるメディアの情報には、医学的に正しくないものもあふれています。それを信じて実践し、痛みや不調が治まらないどころか、知らず知らずのうちに病気を悪化させてしまう女性も少なくありません、
 人気産婦人科医として、大手町にクリニックを開業する著者が、働く女性からよく聞かれる質問について、何が間違いで何が正しいのか、どうすれば不調や心配事が解決するのか、「女性の身体についていまの医学のわかっているほんとうのこと」だけをベースに、正しい解決策を教えます。

 女性の身体は、誰のものでもなく、女性自身のもの。すべてにおいて、選択するのは自分。守るのも自分です。この「女体大全」が、正しい知識をベースとして自分自身で判断をするための「自分のカラダの取扱説明書」となれば幸いです。

感想・レビュー・書評

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  • 女性による女性のためのからだの本。
    自分のからだのことは、自分で決める。
    こういうシンプルなことが、意外とみんなできていないのかも。
    聞きづらいことも、わかりやすくはっきり解説。
    女性のからだのことは、まだ都市伝説のようなものが幅を利かせているようなので、ぜひ正しい知識を得て、納得できる選択をしたい。

  • 女性の身体に起こる、生理、妊娠等をはじめとした事象のメカニズムや、その対応方法がわかりやすく整理された1冊。
    よく聞く根拠のない言説をばっさり切っているのが清々しく、著名な産婦人科医が著者なので信頼できると思った。

  • 2020.11.27

    月経、ホルモン、妊活、性病
    女性だからこそ、大切にしたい自分のこと
    不妊になったからわかる、女性の体の厄介さと大切さ
    婦人科にかかったことのないひとは一度読んでみておいて損はありません。

  • 知らなかった女性の身体について詳しく知ることが出来ました!デマや噂が多いことに関しても言及されています。自分の身体のことは自分で正しい知識を持って決めること、産婦人科には妊娠する前から行くこと等行動を変えられる内容も記載されています。
    娘にも正しい知識と、婦人科に頼れるように早い内から行っておこうと思います。

  • 丸の内の森レディースクリニック・宋美玄先生の本。
    生理やホルモン、女性器についてわかりやすくまとめられてた。

  • 2021年最後の読了。
    一昨年におもための子宮内膜症がわかって以来、子宮や生理の仕組みやピルの大切さについてはわかってきたつもりだったけど復習もかねて読みました。
    テーマごとに5つの章に分かれていて読みやすい。子宮のテーマの章は自分もよく理解できていたけど、妊娠については知らないことも多く勉強になった。
    来年も健康でいたいという願いも込めて!

  • 女性の身体について、科学的医学的根拠に基づいて書かれています。
    生理や妊娠出産は都市伝説的なものが多いから、間違った情報に惑わされず気になることがあればちゃんと婦人科で相談してね、という趣旨。
    内容としては分かりやすく、図解も多いのですぐに読めます(電車で読む時は要注意)

    子宮は筋肉の袋だからむやみやたらに神聖化しなくて良い、胃とか盲腸とかと同じただの臓器だよ(もちろん全部大切な臓器)という内容書いてありましたが医師らしくて良いなと思いました。

  • これって効果ないの?と、今まで正しいと思っていたことが間違えていたと学べた。もちろんこの本に書いてあることが全部正しいと思うのは時期尚早だけれど、少なくとも医師が言うことなので、ネットや噂を信じるよりよっぽど良い。

    例えば子宮を冷やさない方がいい。何かよく聞く気がするけど、この本によると体の奥にあって、太い血管が周りを通っているから、冷えることがないとのこと。もっともらしくて信じていたけど、根拠のない情報だったみたい。

    これから人生のいろんなステージがあるから、今からでも遅くないから、もっと自分の体を大事にしよう。

  • 原因が分からないけどなんとなくだるい、という日が続いてきたので買ってみました。私もそんな年齢になったのだなと思いました笑 30代目前の自分に必要な知識が詰まっており、且つ読みやすい一冊でした。

  • 丁寧に解説されているのでわかりやすく、患者が不安に思ったり不快に感じることを解消できるように配慮しているところが好感。
    自分のことだけど、実はよく知らないことが多くて、絶対知っておいた方がいいことだから、知識をつけておこうと思って。
    仕事の関係で産婦人科の疾患は少し勉強したので、その延長の意味でも読んだんだけど、たぶん基礎知識なくてもわかりやすかったんじゃないかな。(基礎知識付いちゃってから読んだから「あ、知ってるー」が多かったし、私の知識間違ってないな、の確認になっちゃった部分が大きくて…)
    かかりつけの婦人科があった方がいいんだろうな…とは思うし、読んでますますそう思ったんだけど…やっぱり、敷居が高いんだよなぁ…これはもう100%気持ちの問題なんだけど…問題がないから余計になんだけど……
    あとHPVワクチン、ちゃんと書いてあった。打った方がいいのはわかってるんだけどなぁ…高いのと…打ってくれる病院さん探すのが……防げるがんだからこそ、防いでおきたいな。

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著者プロフィール

1976 年生まれ。産婦人科医。『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社)ほかヒット多数。『少女はどこでセックスを学ぶのか』(徳間書店)、『生理だいじょうぶブック』(小学館)など。

「2023年 『50歳からの性教育』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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