「向いてる仕事」を見つけよう「人の役に立つ12の資質」から自分の強みがわかる

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478112298

作品紹介・あらすじ

「やりたいこと」探しでいくら悩んでも、適職には出会えない。『さあ、才能に目覚めよう 新版』著者が解説する、「人の役に立つ資質」を見つけ、活かす方法とは。どんな才能も、誰かの役に立たなければ社会的に価値はない。あなたの強みを科学的に特定するウェブテスト「コントリビファイ」のアクセスコード付き。

感想・レビュー・書評

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  • たくさんの言葉をメモしました。

  • 本を読むことで「向いてる仕事」がすぐに分かるわけではない。内容には共感できることが多く、自分が他者からどう見られたいか、そのためにはどうあるべきかを改めて考えられた。自分の強みは「人の役に立ってこそ価値を生む」。自分本位な生き方から、少しだけ人の役に立つような生き方をしていきたいと感じた。

  • 前向きなメッセージとともに、名言もたくさん掲載されている本。

    「死を意識しながら日々を過ごすと、時間はもっと価値のあるものになる。トム・ラス」

    「物事を前に進めるための秘訣は、とにかく始めることだ。マーク・トウェイン」

    「混乱からシンプルさを見つけなさい。不破から調和を見つけなさい。チャンスは、困難の真ん中に転がっている。アルベルト・アインシュタイン」

    「他の誰かの中途半端な真似をするのではなく、常に最高の自分自身を目指すべきだ。ジュディ・ガーランド」
    など

  • 自分の強みを意識しながら、他者への貢献を意識していくことで、自分に最適な仕事を「作り出す」ことができるという趣旨の本。最適な仕事は巡り合うのではなく、作り出すという考え方がすごくいいなと感じた。

  • ・仕事とは何か→「どのように誰かの役に立っているか」「自分の能力をどのように活かせば、生涯にわたって世の中に価値のある貢献ができるか」を考えること。
    ・人間の成長にとって最終的な目標とは、自分のためではなく、他者のために何かをすること→自己中心的な生き方ではなく、原則中心の生き方
    ・才能が最大の価値を生み出すのは、自分のためだけでなく、外の世界に向けて使われた時
    ・なりたい誰かになることももっと自分らしくあることも、他者が求めていることにつながらない限り、社会的に価値を与えられない。
    ・人生で大切なのは、誰かのためになるものを作り出すことであり、他人の生活を良くすることに労力を捧げること
    ・真の人間的成長とは、単に個人的な情熱を追い求めるのではなく、どうすれば世の中に貢献できるかを追求することから生まれる。
    ・個人的な興味ばかりに目を向けるのではなく、自分が世の中に最大限に貢献できる方法は何か探してみよう。
    ・「どうすれば今の仕事でもっと人の役に立てるのか」について考えてみろ
    ・最高の仕事は天から降ってくるものではなく自分で作り出すものである
    ・自分の強みを活かし、仕事を通じて最大限の貢献ができるようにするにはどうすればいいのかを、時間をかけて試行錯誤していくことが必要。
    ・何よりも大切なのは、宝くじを引くような気持ちで夢の仕事を探すのではなく、今、目の前にある仕事で少しづつ自分を成長させ、前に進んでいくこと
    ・つまり有意義な仕事を得るために今の仕事を今すぐに辞める必要はない。
    ・まずは今の仕事が誰かの役に立っているのをはっきりさせることから始めてみよう。自分がしていることと、それにより恩恵を受けている人を結びつける。日々働く人が誰かの人生をより良いものにしていると実感できると、仕事の成果が上がり、楽しさや満足感も高まる。
    ・誰かの役に立っていることを直接体感すれば、自分の仕事がどんなふうに人々に貢献しているかをはっきりと理解できるようになる。
    ・強み3つ、ビジョンを描く力、共感する力、元気づける力。日頃から考える時間と、運動する時間をもて。運動しながら考えろ。歩いてる時はイヤホンせずに考え事する。

  • ●人は外交的であると幸福度が高い

    ●人の役に立つ12の資質
     •始める力
     •意見する力
     •教える力
     •ビジョンを描く力
     •繋げる力
     •元気付ける力
     •共感する力
     •影響を与える力
     •進める力
     •達成する力
     •適応する力
     •広げる力

  • 仕事に悩んだときに読む。

  • 後世に影響を残せる人は自分が何がしたいかではなく常に自分は何を与えられるかを考えている。
    ・自分にとって最適な仕事は、巡り会うものと言うより、長い年月をかけて自分の手で作り出すもの

  • ストレングスファインダー著者による書籍。内向的であっても(著者もそうらしい)外向的になることは可能で、性格は半年もあれば変えられる、という概念は面白い。やはり外交的であることの重要さを感じさせられる

    「自分は何がやりたいか」ではなく、「自分は何が与えられるか」を軸に考える

  • 自分の強みを生かした仕事をすることの大事さがわかる本です。
    仕事とは基本的に、誰かの役に立っていることで成り立ち、対価としての報酬も生まれるのだと思います。
    自分の強みを生かして、世の中に貢献し、多くの人の役に立てれば、金銭的な見返りだけでなく、満足感などの精神的な対価も大きくなるはずです。
    「ストレングス・ファインダー」で有名な著者が、創造・実行・関係(づけ)の3つの貢献の形を切り口に、人の役に立つ12の資質を教えています。
    自分がどの資質を持っているかを考えた上で行動できれば、自分が世の中に最大限に貢献できる仕事=適職(天職)を見つけられる可能性が高まるのではないでしょうか。

    【特に覚えておきたいと感じた内容の覚え書き】

    「普段はどんな1日を過ごしているかを人に聞いてみると、その人が幸せかどうかがわかりやすい。仕事で悩んでいるときは、最近の1日や1週間を振り返ることで、時間や労力をどこに集中させれば状況を改善できそうか(=周りの人にもっと貢献できるか)を考察しやすくなる。」
    「個人的な興味の対象ばかりに目を向けず、自分が世の中に最大限に貢献できる何かを探してみる。あらゆるチームには、『創造』『実行』『関係(づけ)』という3つの基本的な貢献の形が求められる。1つでも欠けていると、チームは効果的に機能しなくなり、成功を手にすることが極めて難しくなる。」
    「『自分の役割』を理解すると、表面的なものに惑わされなくなる。現在の自分を周りの人からどう見てもらいたいか、自分がこの世を去った後にどんなふうに記憶してもらいたいか、という視点で考える。『自分がどこで貢献できるか』(期待されているか)を明確に理解することが重要。」
    →ニーズを探る上で、自分にできることは何かを知ることは大事です。1日の過ごし方を振り返ることは、自分を客観視できる方法なのだと思います。

    【もう少し詳しい内容の覚え書き】

    ○誰かの役に立っていると、人は幸せになれる
    ・人生で大切なのは、誰かのためになるものをつくりだすことであり、他人の生活をよくすることに労力を捧げること。自分がこの世にいなくなったあとも、社会のためになり続けるような何かに取り組むこと。人は永遠に生き続けられないが、その人の貢献は生き続ける。強みや努力は、世の中に具体的に貢献できて、はじめて大きな価値に結びつく。世の中に貢献していると、人は幸せになれる。
    ・「仕事を通じてどう社会に貢献できるか」を、早めに考え始める。日々の仕事を通じて、世の中や身のまわりの人にどう貢献できるかが気になるのは、たいてい働き始めて数年後〜数十年後。考えながら、日々少しずつ軌道修正して前進する。
    ・普段はどんな1日を過ごしているかを人に聞いてみると、その人が幸せかどうかがわかりやすい。仕事で悩んでいるときは、最近の1日や1週間を振り返ることで、時間や労力をどこに集中させれば状況を改善できそうか(=周りの人にもっと貢献できるか)を考察しやすくなる。
    ・個人的な興味の対象ばかりに目を向けず、自分が世の中に最大限に貢献できる何かを探してみる。あらゆるチームには、「創造」「実行」「関係」という3つの基本的な貢献の形が求められる。1つでも欠けていると、チームは効果的に機能しなくなり、成功を手にすることが極めて難しくなる。
    ・望ましい仕事環境をつくるためには、①業務内容(仕事のやり方など)、②人間関係(交流の程度や性質)、③認識(仕事の目的についての考え方)の3つの重要な仕事の領域で変化を起こすことが求められる。業界や業種を問わず、「自分の仕事は自分の力でよい方向に変えられる」と考えていると、仕事に積極的に取り組み、成果を上げ、苦境に見舞われても早く立ち直れる。
    ・「自分の役割」を理解すると、表面的なものに惑わされなくなる。現在の自分を周りの人からどう見てもらいたいか、自分がこの世を去った後にどんなふうに記憶してもらいたいか、という視点で考える。「自分がどこで貢献できるか」(期待されているか)を明確に理解することが重要。

    ○人の役に立つ12の資質
    ・「創造」に必要なのは、物事を開始する「始める力」、問題を提起する「意見する力」、人を成長させる「教える力」、チームの意識をまとめる「ビジョンを描く力」、の4つのどれかである。
    ・「関係(づける)」に必要なのは、埋もれた声を拾い上げる「つなげる力」、周りの人を笑顔にする「元気づける力」、人の感情を察知する「共感する力」、強い信念を貫く「影響を与える力」、の4つのどれかである。
    ・「実行」に必要なのは、計画通りに実行する「進める力」、周りの人の手本になる「達成する力」、臨機応変に行動する「適応する力」、よいものを周りの人と共有する「広げる力」、の4つのどれかである。

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著者プロフィール

作家
優れたビジネス思想家であり、ベストセラー作家のひとり。ミシガン大学とペンシルベニア大学で学位を取得。現在はワシントンDCで家族と暮らす。

「2022年 『新装版 心のなかの幸福のバケツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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