メンタルダウンで地獄を見た元エリート幹部自衛官が語る この世を生き抜く最強の技術
- ダイヤモンド社 (2022年1月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478113585
作品紹介・あらすじ
心が折れる前に、逃げよう。
出世街道まっしぐらの中、パワハラ・激務でうつ病発症、休職、左遷…からの転職・年収2倍の奇跡の大復活。
【10万超えいいね!連発】Twitterで超人気の会社員(わび@Japanese_hare)初の著書!
仕事・人間関係に病まないコツ&メンタル回復法、満載
感想・レビュー・書評
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読みやすくて、一気に読めてしまった。著者は自衛隊を10年勤め、順調に昇進していくものの、パワハラ上司に当たってしまい、心身共に病んでしまったが、そこから奇跡の回復をし、市役所、民間航空会社に転職成功させた。その回復法がメインの本だが、なかなか興味深かった。パワハラのターゲットにされるのは、仕事ができない人やできる人などではなく、素直で優しい人、反抗しない人が狙われると言う。確かに、自分自身とても心当たりがある。そんな時には、その人のゆう事を聞かなかったり、やらなかったり、とにかく反抗する事が大事。この一線を越えたら撃つ!という表現がなんとも自衛艦らしいが、とてもしっくりくる表現。あとは、とにかく楽な道を選ぶ、平時は80%で過ごす、いつでも辞める覚悟をもつなど。また、ドラクエで転職しない人はいないというのは、なるほどなぁと感じた。
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他の方も書いているように、なじみのない自衛官の生活が書いてあってそこは興味深く、また、実際にメンタルをやられてしまったところから回復までの方法が書いてあるため、そのヒントを得ることができる
安定した生活のためには、いつでも転職できるように自分のスキルを上げること、というのは、キャリア形成系の本でも度々出てくるので自分にあてはめて考えていきたい
以下、自分用備忘録
何かにイライラしているときは、無意識のうちに何かに依存や執着しているとき
→少し距離を置くために、「まあ、いいか」とつぶやく
過去や未来を断ち切って思考を「今」に戻す
→(1つの方法として)筋トレ、お参り、好きなものを食べて思考や五感を今に戻す
人の気持ちなんてコントロールできない
メンタルが強い人
仕事に依存しすぎていない
コントロールできないことに執着しない
信じるものがある
よく走っている人は病まない
運動不足を感じている人は、3分だけ自衛隊体操を毎日やってみる
ビジネスでは、結論から話すことは大切、人の集中力の持続時間は8秒、次の瞬間死ぬかもしれないという心構えで伝える
不安は初動で解消することが重要→わからないことをはっきりさせてから、先輩や同僚に相談する
会社は人の得意分野の集合体、苦手なことがない人より、誰にも負けない武器を持っている人が重宝される
転職活動で筆者が実践したこと
1、自分の知識と経験からできあがった仕事の武器を捨てない
2、自分の武器がどのように役立つか説明できるようにする→新しい職場での再現性を話す
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職場の人の喜怒哀楽や言動を気にしたり、敏感になって心が疲れることがしばしばあった。本書の通り、人の気持ちなんてコントロールできないのだから、自分の気持ちにもっとフォーカスして、自分を大切にしようと感じた。現在運良くパワハラがある環境にいないため、将来あった時には、本書の教え通り一線越えたら撃ちますよマインドでいようと思う。
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読みやすい。
自衛隊が逃げることも必要と言っているのだから逃げたっていい。自分の命を守れるのは自分だけ。 -
転職もありだと頭に入れておこうと思った!
嫌なことはただ立ち向かうだけでなくて、場合によっては逃げる必要もあるかな -
筆者がメンタルダウンした経緯がリアルに書かれていて心が痛みました。1度メンタルダウンしてしまうと、回復に時間がかかってしまうしすごく苦しむと思います。
文章は読みやすくて精神の安定のための本当に基本的なことが書かれています。皆分かっているんだろうけれど、これが1番難しい!
すごく苦しくてどうにかなってしまいそうな時に読んでみると気が楽になるかも。
自分を苦しめる環境や考え方が全てではないって教えてもらいました。
足長のウサギのイラストとお箸のエピソードはクスッと和みました。 -
一度メンタルダウンを経験し仕事で復活しようと考えている人におすすめ。
【概要】
●生き抜くための「戦略」と「戦術」(メンタル、仕事、人間関係、転職)
●強制的に思考を「今」に持ってくる方法
●心の余裕の持ち方
●会話で重要な「何を言わないか」
【感想】
●書かれているとおり、小さな達成感の積み上げが大切であり、そのために何をすればよいかが書かれている。
●自分の気持ちをいかにリリースさせるか、そのポイントが書かれており読んでいて「なるほど」と思えた。あくまでも仕事は人生の手段である。 -
病気や業務量でメンタルやられかけた経験があるので、内容は共感。
ただ、全体的にあっさりしてて、もっと深くご経験を聞きたいなと思った。