改訂新版 ETFはこの7本を買いなさい 世界No.1 投信評価会社のトップが教えるおすすめ上場投資信託

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 188
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478114841

作品紹介・あらすじ

★YouTube大学で中田敦彦さんが大激賞!
★資産形成の強い味方、米国ETFを徹底解説!

●『ETFはこの7本を買いなさい』は、2017年6月に刊行。当時、ETFの要点をわかりやすく解説し
た本があまりなかったこともあり、刊行以来、地道に売れ現在7刷・2万4000部に。しかし、刊行から4年が経ち、ETFを取りまく環境にも変化があったことから、この機に内容を見直し最新版として出し直してさらに売れ続ける本にしたい。テキストと図版を併せて、およそ6割程度を刷新。
●本書刊行後、つみたてNISAが普及し、同制度を利用してインデックスファンドを利用する個人投資
家も増えてきた。それに伴いインデックスファンドについては、運用会社の競争により低コスト化が
急速に進んだ。まだ ETFほど低コストではないまでも、運用管理費用(信託報酬)が十分に低い商品
が数多く登場。「長期・分散・積み立て投資」で資産形成をするのであれば、インデックスファンドを
活用すればいいという状況にまでなってきているのが刊行当時と今の状況の違い。
●そこで、今回の最新版では、1.「長期投資と分散投資、投資コストの抑制」を重視、2.「ETFの特色を生かして個人の資産形成に資する運用方法を紹介する」という方針はそのままに、内容を大きく改訂する。

感想・レビュー・書評

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  • 著者、朝倉智也さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。

    ---引用開始

    朝倉 智也(あさくら ともや、1966年3月16日 - )は、日本の実業家。東京都出身。SBIグローバルアセットマネジメント株式会社(旧モーニングスター株式会社)代表取締役社長、SBIホールディングス株式会社取締役副社長、ウエルスアドバイザー株式会社代表取締役社長、SBIグループの資産運用全般を管掌し、SBIアセットマネジメント株式会社、岡三アセットマネジメント株式会社取締役兼務。

    ---引用終了


    で、本作の内容は、次のとおり。

    ---引用開始

    『ETFはこの7本を買いなさい』は2017年6月に刊行。
    当時ETFの要点をわかりやすく解説した本がなかった
    こともあり、刊行以来、ロングセラーで売れ続ける。
    しかし刊行から4年が経ち、ETFを取りまく環境にも
    変化があったことから内容を大幅に刷新。

    ---引用終了


    私の場合、個別株を保有しているが、コスパを考えると、ETFを保有しているほうが良いような気がしている。
    本作を読み、信託報酬が安いものを選ぶのが良いことを学んだ。

    1475 iシェアーズ・コア TOPIX ETFを買う予定。
    信託報酬は0.06%。
    運用会社は、ブラックロック。

    ブラックロックは、ウィキペディアには、次のように書かれています。

    ---引用開始

    ブラックロック(BlackRock Inc.、NYSE: BLK)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市に本社を置く、世界最大の資産運用会社である。

    ---引用終了

  • ・米国ではインデックスファンドが大きく躍進。
     ・2010年の米国のファンド残高1079兆円
      インデックスファンド 10%
      インデックスETF 9%
      アクティブファンド 81%
     ・2020年の米国のファンド残高2714兆円
      インデックスファンド 19%
      インデックスETF 21%
      アクティブファンド 60% 

    ・ETFの場合は分配金をいったん自分で受け取ることになります。
    海外ETFの場合、四半期ごとに分配金が出るのですが、再投資したい場合は自分で再投資し直す必要があります。老後資金づくりなどを目的として雪だるま式に資金を増やしていきたいなら、ETFでは再投資の手間がかかる点で少々面倒ですから、投資信託の方が向くといえます。

    ・海外ETFを購入すると、個人投資家は二重課税されることになるわけです。
    (日本で約20%課税、米国で10%課税)二重課税を調整するためには「外国税額控除」という制度を使う必要があります。同制度に基づいて確定申告を行うと、一定額を所得税額から差し引くことができ、二重課税の一部について還付を受けることが可能です。このような手間がかかることは、インデックス投信と比べるとデメリットです。

    ・インデックス投信とETFの違いを整理してみてわかるのは、インデックス投信は積み立て投資をする場合は優位性があるということです。為替の手数料はかかりませんし、分配金の再投資をする手間もありません。長期投資でコツコツ積み立てをし、手間をかけずに資産を増やして行きたいとう方は、インデックス投信の積み立てが向くと思います。

    ・ETFを使うべきなのはどのような場面でしょうか。
    低コストの運用を追求したい場合です。特に、まとまった資金を一括投資する場合は、ETFを活用することで低コスト運用が実現しやすいといえます。もう一つは、分配金を定期的に受け取るためにETFを活用する方法が考えられます。

    ・非上場のインデックスファンドも多様な銘柄がありますが、ETFの方がよりきめ細かいのが特徴といえます。

    ・金は、債券や株式のように利息や配当金を生まない資産なので、運用の主役にはなり得ません。しかしインフレ局面では、現預金の価値が目減りすることへの対策として現物資産である金を保有することが有効な対策となります。

    ・海外ETFに投資する際の特定口座とNISA口座の使い分け
             特定口座 NISA口座
    購入手数料    通常通り 無料
    運用益や分配金  課税   非課税
    外国税額控除   ⚪︎    ✖︎
    損益通算     ⚪︎ ✖︎

  • YouTube大学

  • 自分はインデックス投信で資産運用しているけれど、ETFが好みの人の場合は参考になるであろう本

  • 2022年30冊目。216ページ、累計8418ページ。満足度★★★★☆

    投資信託評価会社・モーニングスターの朝倉代表の最新著書。2017年に出した本が改訂新版となって2022年2月発売されたもの。当初出版時以降の環境・商品・投資家動向の変化を踏まえ、アップデートが図られており、これ一冊で投資に値するETFの動向などは把握できる。一般的には国内投信で十分だと思うが、よりこだわりのある人がETFを使えば良いだろう。

  • ETF に興味を持っており、どんなものを買ったらよいか参考にするために、この本を読んでみました。
    株式だけでなく、債権、不動産などにも分散投資する。
    株式は、米国だけでなく、全世界に投資、特にこれから伸びるであろう新興国にも投資をするなど、これまで米国のみで考えていたので、視野を広げていきたいと思います。
    米国株投資、つみたてnisa などの本を読んできた私にとっては、読みやすい本でした。

  • 投資をしている先輩から借りて読んだ。
    ETFという投資についてやインデックス投信との地g士を知ることができた。
    ETFは資産に余裕が出てきてから始めればいいと感じたので、資産が300万円まではインデックス投信で良いと思った。
    今後の投資やリスクヘッジの手段としてETFや国債などを理解して、資産運用をしていこうと思う。


  • タイトルの通り、買うべきETFが明記されていた。

    ETFとインデックス投資信託の違い、
    それぞれを購入する
    メリット、デメリットの説明も分かりやすく
    勉強になった!

  • ETFのあれこれが分かりやすく書かれた初心者向けの書籍です。

    ETFの仕組みや旨味などなど大変わかりやすく勉強になりました。

    投資初心者にも読みやすく、投信にするかETFにするか迷っている自分には最適でした。

    強いて言うなら、ETFは最低どのくらいの資金で始めるのが理想かと言った話もあれば良かったかなと思います。

    読んでみてかなり学びが多かったので、振り返りをするために時たま読み直そうと思います。

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著者プロフィール

朝倉智也
モーニングスター株式会社 代表取締役社長(東証JASDAQ上場企業)
SBIホールディングス株式会社 取締役 副社長

1966年生まれ。1989年慶應義塾大学文学部卒。銀行、証券会社にて資産運用助言業務に従事した後、95年米国イリノイ大学経営学修士号取得(MBA)。
同年、ソフトバンク株式会社財務部にて資金調達・資金運用全般、子会社の設立、および上場準備を担当。98年モーニングスター株式会社設立に参画し、2004年より現職。第三者投信評価機関の代表として、常に中立的・客観的な投資情報の提供を行い、個人投資家の的確な資産形成に努める。
主な著書に『全面改訂 投資信託選びでいちばん知りたいこと』『ETFはこの7本を買いなさい』『一生モノのファイナンス入門』(以上、ダイヤモンド社)、『iDeCoで自分年金をつくる』(祥伝社新書)、『お金の未来年表』(SB新書)などがある。

「2023年 『このままではあなたの現金の価値が下がる! インフレ・円安からお金を守る最強の投資』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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