マンデル貨幣理論 新版

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478210291

作品紹介・あらすじ

国際通貨発行の問題は、どの国が世界通貨を創出する特権および利益を持つかに帰着する。準備通貨制度は有効な制度だが、国際通貨発行の利益配分が一方的になる問題がある。ある時期、利益はアメリカに帰属したが、その代わり同国は政策上の制約を甘受しなければならなかった。この問題を解決するためには、多極的政治構造を持つようになった今日の世界に適応する、覇権色の少ない制度を見出す必要がある。世界各国の等しい力関係を反映する国際通貨制度を創出しなければならない。1999年ノーベル経済学賞受賞、マンデル教授の中核理論書。

感想・レビュー・書評

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  • 世界共通の貨幣の可能性について書かれている、と思って、ずーっと昔に買って読んだんだけど、難しすぎて分かんなかった。
    でも表紙がキレイなので、今でも大事に持ってる。

    2013年になって、安倍にインフレターゲットを吹き込んだエコノミスト浜田宏一が、マンデル=フレミング・モデル(完全雇用ではないところでは財政政策も金融政策も必要だが、特に変動相場制では金融政策が主とならないといけない)を根拠にして金融政策をやろうとしている、ということで、近頃、また話題に・・・。

    でも、濱田宏一から直接経済学を習った池田信夫(ヘボ評論家/エコノミストではない)は、濱田がやろうとしているマンデル=フレミング・モデルは、すでに誤りであることが証明されており、こんな古い理論じゃダメだ、って断言してる。
    浜田が手厳しく批判してる現在の日銀総裁・白川も、浜田の教え子。

    インフレターゲットは、本当にうまくいくのか?

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