機関投資家に学ぶ デイトレーダーをカモにする株式投資戦略

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478631157

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  • 内容紹介

    デイトレーダーの投資法の対極にあるのが、モルガンなどの大手機関投資家の手法だ。大手投資家たちがどのようなプロセスとテクニックで投資を行っていくのか、その方法を個人投資家が応用するにはどうすればいいのかを、わかりやすく解説する。

    内容(「BOOK」データベースより)

    JPモルガン、バフェット、ピーター・リンチが実践するスマートマネー(賢明なる投資家)株式投資戦略のエッセンスをわかりやすく伝える。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

    中丸友一郎
    1978年、一橋大学経済学部卒業(最終学歴、米ジョージ・ワシントン大学経済学部博士課程修了)。1978年、日本輸出入銀行(現国際協力銀行)入行。1981年、米国イェール大学大学院経済学部派遣留学。1987年、世界銀行(米国ワシントンDC)にヤング・プロフェッショナルとして入行。1996年、米国リーマン・ブラザーズ証券日本エコノミスト。1997年、米国JPモルガン・アセット・マネジメント・インク主席日本エコノミスト。2000年、(株)マクロ・インベストメント・リサーチを設立。現在、同社社長兼チーフエコノミスト。日本と世界経済・金融及び証券投資に関するコンサルタントとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    目次
    第1章 デイトレーダーをカモにするスマートマネーたち
    第2章 米国市場と先物、オプションにもてあそばれるノイズトレーダー
    第3章 そもそも株価は予測可能なのか?
    第4章 彼らと同じ振る舞いをしないために―行動ファイナンスの意味
    第5章 スマートマネーの5つの投資プロセス
    第6章 それでは、どうやって銘柄を選択すべきか?
    第7章 どうすれば効率的なポートフォリオが組めるのか?
    第8章 スマートマネーの「資産倍増計画」
    第9章 我慢しきれない人のためのスマートマネー式短期投機法

  • 株式で利益を上げることが、値幅を取ること目的とするのなら、短期投資(著者の言うノイズ)で儲けようと、長期投資であろうと、議論自体が意味のないものだと思うのですが、・・・どうなのでしょうね。

  • デイトレーダーと機関投資家の生き方、考え方、行動の違いが浮き彫りにされています。しかし、スタンスの違いは大きくマーケットの両輪には決してならないと思う。内容は難しく機関投資家の自己満足用の教科書?

  • タイトルは刺激的だがデイトレーダー(ノイズトレーダー)はスマートマネーに勝てない理由を述べている。スマートマネーが何を基準に何を参考に投資をしているのかわかる。

  • 比較的短期で取引を繰り返す、デイトレーダーやスイングトレーダーだけでなく1年やそこらで売買いする人と市場の主役である機関投資家達(本著ではスマートマネー)との相場に取組むスタンスの違いが結構詳しく書かれている。ただオイラには文中のグラフとかデータとか数式とかが難し過ぎてあまり入り込めんかった。。最後の著者が進めるポートフォリオなんかは結構面白いとは思ったけどなんか文中に漂う雰囲気がなじめん。

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著者プロフィール

元世界銀行エコノミスト。経済評論家。1978年、一橋大学経済学部卒、米イェール大学大学院修士課程、ジョージ・ワシントン大学大学院博士課程修了。
日本輸出入銀行(現国際協力銀行)、世界銀行エコノミスト、JPモルガン主席日本エコノミスト、ロイター・ジャパン投資調査部長などを歴任し、現職。
最新の経済データを駆使し、市場の変化を読み解く独自の理論が高く評価されている。
著書に『マネー資本主義を制御せよ!』(朝日新書)、『日本経済大逆転!』(徳間書店)、『緩和バブルがヤバい』(ビジネス教育出版社)などがある。

「2021年 『日本復活のシナリオ コロナ禍を乗り越え、世界の資本主義は復興に向かうのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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