1秒の世界 GLOBAL CHANGE in ONE SECOND

  • ダイヤモンド社
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感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478870990

感想・レビュー・書評

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  • 一瞬に起きる様々な変化を知れます。経済、環境、人体などなど。顕著ですがに関してはかなり驚きました。

  • 1秒の間に自分ができること、自分に見えていない世界での出来事、それを意識する本。眼に見えることが全てではないということがわかります。過ぎてしまった時間は絶対に取り戻せないですからね。大事にしなきゃ!

  • 1秒間に置き換えると・・
    1秒間に0.3人が亡くなっているなどと、ちょっと驚きな事も知る事ができました。
    この本作成から、さらに年月が経っているので、改善されているのか、悪化しているのか・・・
    さらに考えさせられます。

  • 1秒…。それはわたしたちにとってはほんの少しの時間だが、地球にとって1秒は大きな変化をもたらす時間なのである。
    人がまばたきをしている間にハワイが2.9ナノメートル、年間で9センチメートルも日本に近づいている。地球の内部で熱の対流が続いていて、地球の表面はこの対流によって常に動いている。6300万年後には、日本からハワイへ散歩に出かけるという日がくるかもしれない。
    この本は、1秒の大切さを教えてくれる。

  • 具体的な数字で、結構びっくりさせられる。
    内容の分かりやすさと裏腹に、本の右下に哲学的な内容が書いてある。そう思っていたら、本の最後の解説にかなり哲学に振った内容も書いてあって、数字を知るだけでなく、考えるきっかけにもなっている。
    正直、どっちつかずの内容だけど、とっかかりとして、参考になる本ではないか。

  • 1秒、まばたき1回、心臓が1回脈打つ間に世界では何が起きているかということを書いた本なんだけど、結構ビックリさせられます。

    「1秒間に1.3台の自動車が生産され、使われる金属は1秒間に採掘される鉄:2t、新幹線のレール367m分」

    そしてこの鉄を加工するために大量の二酸化炭素が排出される。 その二酸化炭素を吸って酸素を出す樹木は、1秒間にテニスコート20面分を消失。頑張って植樹して、5面分取り戻せている。

    環境汚染とか環境破壊とかよく言われてるけど、こうやって数字として出されると厳しい

  • 1秒について知りたてくて読書。

    10年前発売の本だが、たったの1秒で世界ではこんなことが起こっているのかと知ることができる。参考資料は豊富なので紹介されている数字は信ぴょう性が高いと思われる。しかし、右下に小さく書かれている一文は著者の主張で、上から押し付けるような強くきつい書き方なのが残念。

    読書時間:約30分

  • なるほどねー。
    日々を大切に生きよう!

  • 刹那刹那は一生一度。
    考えさせられます

  • 一秒という時間を元に、自然のことや人間自身のことなどさまざまなことを描き出してくれる本です。

著者プロフィール

山本良一:茨城県水戸市出身、東京大学名誉教授。同大学先端科学技術研究センター教授、生産技術研究所教授などを経て2010年より現職。専門は材料科学、持続可能製品開発論、エコデザイン学。日本エシカル推進協議会名誉会長、LCA日本フォーラム会長、いばらき大使。

「2020年 『BIOCITY ビオシティ 82号 気候非常事態宣言!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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