渡る世間にやじ馬ばあさん~橋田壽賀子のことば

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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479012252

感想・レビュー・書評

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  • 【書評】『ギリシャ正教と聖山アトス』他3冊 | ハルメク暮らし
    https://halmek.co.jp/culture/c/entertainment/5203

    渡る世間にやじ馬ばあさん - 株式会社 大和書房 生活実用書を中心に発行。新刊案内、書籍目録、連載エッセイ、読者の広場。
    https://www.daiwashobo.co.jp/book/b581510.html

  • 1960年代〜2021年に様々な媒体や著書の中で書かれた言葉を厳選して収録した作品。

    自分がイメージしていた通りの橋田さんが随所に垣間見られた。

    4歳年下の御主人・岩崎嘉一さんが60歳の若さで亡くなられてから、その後95歳まで一人暮らしをされながら執筆を続けた橋田さん。
    太平洋戦争からコロナまで様々な経験をされて来た著者だからこそ、その発言は重みがある。

    ドラマの裏話やSMAPとのエピソードが楽しい。
    「渡る世間は鬼ばかり」大好きで欠かさず観ていたな。

    橋田さんの最期のメッセージと石井ふく子さんの後書きに涙が零れる。

  • 【追悼】橋田壽賀子さんが遺した楽しく痛快な言葉たち!
    最期のメッセージ「まえがき」も収録。「私、ミーハーなんです。ほとんど好奇心で生きてます(笑)」【目次】
    第1章 ほとんど好奇心だけで生きてます(笑)
    第2章 ドラマ『渡鬼』が、まさかこんなに続くとは…
    第3章 対談は楽しいからつい喋りすぎてしまうのよね
    第4章 石井ふく子さんとはもう双子みたいな感覚です
    第5章 結婚したことで、ずいぶんトクしました
    第6章 自分で自分の年齢にびっくり
    第7章 それにしても、人生、何が起こるかわかりませんね

  • おしんを生み出した脚本家なのにあまりにも普通の人でそのギャップに戸惑う。ほんの箸休めでなごめる。
    だた、これは橋田さんの演出のではないかと懐疑的にみている。だってこれだけ有名になってしまうとかえって一般庶民ぶりたいのだと思うから。

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著者プロフィール

1925(大正14)年、京城(現在のソウル)生まれ。日本女子大学校卒、早稲田大学中退。1949(昭和24)年、松竹脚本部に勤務。1959年、フリーの脚本家に。1966年、TBSプロデューサーの岩崎嘉一氏と結婚。1989(平成元)年、死別。TBS東芝日曜劇場「愛と死をみつめて」、NHK朝ドラ「あしたこそ」、大河ドラマ「おんな太閤記」、移民をテーマにしたNHK「ハルとナツ」やTBS「99年の愛」など多数の脚本を手掛ける。中でも、1983年のNHK朝ドラ「おしん」は大反響を呼び、広くアジアでも放送される。また、1990(平成2)年からスタートしたTBS「渡る世間は鬼ばかり」は国民的ドラマとなっている。NHK放送文化賞、菊池寛賞、勲三等瑞宝章などを受賞・受勲。2015年、脚本家として初の文化功労者に選出される。主な著書に、『ひとりが、いちばん!』『夫婦の覚悟』(共にだいわ文庫)、『私の人生に老後はない。』(海竜社)、『安楽死で死なせて下さい』(文春新書)、『恨みっこなしの老後』(新潮社)などがある。

「2021年 『渡る世間にやじ馬ばあさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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