最強トヨタの7つの習慣―なぜ「すごい工夫」が「普通」にできるのか (だいわ文庫) (だいわ文庫 G 15-1)
- 大和書房 (2006年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479300175
感想・レビュー・書評
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「若松義人」の『最強トヨタの7つの習慣―なぜ「すごい工夫」が「普通」にできるのか』を読みました。
理由があって、今週は自己研鑽/自己啓発モードの読書です。
-----story-------------
「トヨタの当たり前」と「世の中の当たり前」はちがう。
いったい、なにがちがうのか。
(1)「ケタちがい」の発想から入る、
(2)「わが社」を主語にしない、
(3)「なぜ」を五回繰り返す、
(4)成功体験をリセットする、
(5)成功より成長を目ざす、
(6)忙しさを恥じる、
(7)「みんなの力」を心から信じる―。
大成功を呼び込む思考と行動の原則が明らかに。
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7つの習慣が、それぞれひとつの章で構成されています。
■第1の習慣
「ケタちがい」の発想から入る
―「一割削減」でなく「ゼロを一つ取る」ことでムダを見つける
■第2の習慣
「わが社」を主語にしない
―「プロの目」でなく「お客の目」でモノをつくる
■第3の習慣
「なぜ」を五回繰り返す
―「原因」でなく「真因」まで改善する
■第4の習慣
成功体験をリセットする
―「他人の成功」より「自分の失敗」から知恵を出す
■第5の習慣
成功より成長を目ざす
―「人を変える」より「システムを変える」ことで人をつくる
■第6の習慣
忙しさを恥じる
―「動きの速さ」より「着手の早さ」で競争力をつける
■第7の習慣
「みんなの力」を心から信じる
―「非凡な一人」でなく「平凡な100人」で堅実経営を実現する
書かれていることは、「あぁ、なるほどな…」と感じることばかり。
読み終えて、、、
◎売価を決めるのはお客さま
売値=原価+利益 ×
利益=売値-原価 ○
◎前工程は神様、後工程はお客さま
◎変わるまで言う
◎「でも」を「なるほど」に変える
◎根気がひらめきを呼ぶ
◎モノづくりは人づくり
◎人に教えるより人に気づかせる
等々、数多くの言葉が印象に残りましたね。
トヨタでは、「なぜ」を五回繰り返すという話は有名ですが、、、
トヨタの5W1Hが、Why(なぜ)、Why(なぜ)、Why(なぜ)、Why(なぜ)、Why(なぜ)のうえでHow(どうする)となっているのは始めて知りました。
業種業界は違えど、仕事に役立つヒントを数多くもらった気がします。 -
2018/5
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モノづくりの視点ではなく、組織としての在り方を学ぶことができた。
言われてみれば単純なことだが、それを実行するところに難しさがあるし見落としてしまいがち。
また時間をおいて読んでみようと思った。 -
基本。動くことと働くことは別物。働きましょう。
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5Sや見える化など、知っておくと自分の仕事に対する効率やモチベーションも上がります。
考え方の転換、トヨタの強さの秘訣を知る事が出来ます。 -
以下の7つのポイントが重要とのことです。
第1の習慣 「ケタちがい」の発想から入る
―「一割削減」でなく「ゼロを一つ取る」ことでムダを見つける
第2の習慣 「わが社」を主語にしない
―「プロの目」でなく「お客の目」でモノをつくる
第3の習慣 「なぜ」を五回繰り返す
―「原因」でなく「真因」まで改善する
第4の習慣 成功体験をリセットする
―「他人の成功」より「自分の失敗」から知恵を出す
第5の習慣 成功より成長を目ざす
―「人を変える」より「システムを変える」ことで人をつくる
第6の習慣 忙しさを恥じる
―「動きの速さ」より「着手の早さ」で競争力をつける
第7の習慣 「みんなの力」を心から信じる
―「非凡な1人」でなく「平凡な100人」で堅実経営を実現する
製造現場と行政施策の現場では事情が異なるかも知れませんが、
「主観を変える」、「なぜ?を5回繰り返す」、
「着手の速さを追求する」...など々、
参考になる考え方も多いかと思います。
文庫本なので、値段もお手頃です。 -
トヨタの普通ってなんだろうと思って手にとりました。日本が誇る世界企業はすごい進化を遂げた会社だということですね。
わが社を主語にしない…。奥の深い言葉です。