耳袋秘帖 深川芸者殺人事件 (だいわ文庫) (だいわ文庫 I 56-4)

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479301141

感想・レビュー・書評

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  • 力丸姉さんはきっぷがいいね。
    雪乃まで捕らえなくてもいいのにね。

  • 読み始めてからかなり時間がかかってしまいました。気に入って買った本なのに、いつでも読めると思うと全然読み進まない…

    今回は深川と吉原の二大岡場所にからんだお話でした。

    歳をとると、守りたいものが未来ではなく過去になったりするのかもしれない。
    過去の栄華を保てないならいっそこの手で終わりに…と。
    それは身勝手な妄執なのだけど、どこか悲しい。
    いつも思います。風野センセのお話は今の人にも通じるところがあって読んでいてちょっと怖くなります(反面教師にしなければ!!)。ですが逆に根岸をはじめ登場人物の気さくで押し付けがましくない優しさに心がホッとします。
    次巻も読むのが楽しみです。

  • 耳袋シリーズの第四冊目。今回は珍しく、物語のポイントとなる設定が前作から引っ張られている部分が多くあってちょっぴり得した気分。根岸と大好きな五郎蔵が遊郭に行ったり、淡い想いを抱いていた坂巻に切ない展開があったり、伝説的なスリ戸田のかっこいいお仕事などがぎゅぅっと詰まっている。

  • 07年4刷本

  • 耳袋秘帖シリーズ第4弾。母が借りてきてるのを回してもらいました。
    前回までに伏線が張られていたとは。完全読みきりだと思っていたのに。
    こういうのがあるから順番に読まないとねー。
    しかしうちの両親はけっこうばらばらに借りてきます。5巻はいつ読めるかな?

    ブックデザイン / 鈴木成一デザイン室
    装画 / 室谷 雅子

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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