元禄畳奉行秘聞 公儀隠密刺客事件 (だいわ文庫) (だいわ文庫 I 127-3 元禄畳奉行秘聞)
- 大和書房 (2009年4月8日発売)
本棚登録 : 8人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479302339
感想・レビュー・書評
-
尾張名古屋に、今のYahooのニュースのように、色々な分野から、起こったことなどを記した朝日文左衛門。
「鸚鵡籠中記(おうむろうちゅうき)」として書き続けてきたと、この本の初めに書かれている。
他の時代小説でも、このような、毎日の出来事や、身の回りの事、事件の事等を記録しているのを読んだ事がある。
文左衛門の26年以上にわたる記録(日記)は、筆まめ以上に、執筆家であったと、思う。
五代将軍綱吉の時代から 八代将軍吉宗にかけて、、書かれている。
江戸、京都、大阪の物語りは、多いが、名古屋を基点に描かれている。
初めから、文左衛門が、父になる所から話が始まり、
柳生新陰流の太刀裁きの話へと発展していく。
江戸の柳生新陰流は、、、
お世継ぎの無い綱吉を巡っては、尾張へ隠密が潜入しているかもと、、、、
最後に伯父の善右衛門に助けられるのだが、江戸柳生との闘いで、刺客の頭領格と、相打ちになってしまう。
さてさて。次は柳沢吉保が、登場してくるのだろうか?
少し、家系図が無いと、分かりづらい所を、前後に、系図を掲載していていたので、これを見ながら、読み進んだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第三弾
五代将軍綱吉の後継をめぐる陰謀に、否応なしに巻き込まれていく主人公たち、設定がこれまでになく、面白い
全2件中 1 - 2件を表示